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胎児サイズに関する論文がでました

哺乳類胚発生と代謝に関する仕事が論文になりました。山口の前任地の東京大学大学院薬学系研究科遺伝学教室(三浦正幸教授主宰)の卒業生、宮沢君(現EMBL@Heidelgerg研究員)と村松さんの共同筆頭著者論文です。胎盤と胎児の相互作用が強まる妊娠中期で、Lin28aという遺伝子の発現が適切に制御されることが、生まれてくる新生児のサイズ決定に重要であることを示しています。胎児サイズがどう決まるのかという問題に対して、分子機構の手がかりを与えるという意味で意義深いと考えています。村松さんは就職後も休みにはラボに来て論文仕上げを頑張ってくれました。お疲れ様でした!

Miyazawa H, Muramatsu Y, Makino H, Yamaguchi Y, Miura M.
Temporal regulation of Lin28a during mammalian neurulation contributes to neonatal body size control.
Developmental Dynamics 2019 Jul 13. doi: 10.1002/dvdy.87. [Epub ahead of print]