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April 2024

冬眠期の爪の伸びに関する論文を発表しました

冬眠中のハムスターは爪は伸びるのか?素朴な疑問への答えを出した論文がJournal of Physiological Science誌に掲載されました。実験開始当時、獣医学部学生だった石本太我君が授業の合間をぬって実験してくれた成果です。北大医学部皮膚科学教室の夏賀さん・小住さんとの共同研究論文です。

追記
24/5/14:
プレスリリースで一般向けに解説しています。可愛いハムスターのイラストは恐竜画家Canさんにお願いしました。
24/5/26 : 産経新聞(有料電子版)で
紹介されました。
24/6/11 : 
JST Science portal, Yahoo, Mynaviで紹介されました。
24/6/25 :
ナショナルジオグラフィックでも紹介されました。




低温耐性に関する総説を書きました

冬眠する哺乳類の低温耐性に関する総説をFrontiers in Physiologyに発表しました。

ゲストセミナー:池田宏輝博士

奈良県立医科大から池田宏輝博士をお迎えして、卵巣組織中の卵細胞と周辺細胞の相互作用に迫る空間トランスクリプトーム技術に関するセミナーをして頂きました。クエスチョンを解くために新しい手法を開発して迫る姿勢に感銘を受けました。

2024年度

2024年度がはじまりました。今年は環境科学院修士1年の学生2名が新メンバーとして加わりました。今年はそれなりに論文が出てきています。どんな仕事も、ゼロから生み出す最初のところと、完成度8割から10割へと仕上げていく最後のところが、正直一番しんどく集中力がいるところです。今年度は最後の仕上げ段階に来ている仕事が多々ありますので、まずは今後の発信のところに力を集中していきましょう!