2002年(平成14年)
世の流れと同様、大学も今大きな転換期を迎えようとしています。特に、大学附置研究所については、これまで当然の如く認識されていた存在意義が、改めて問われる時代になってきました。確かに、我が低温研の存在が何故必要かを、これを機会にもう一度考えてみるのも決して無駄なことではないのかもしれません。低温研は、あくまで時代が要請する先端的研究機関として生きるか、それとは無関係なオンリーワン的研究機関として生きるか、そのいづれかは正直のところ難しい選択です。やはり、研究所としては、両方をバランスよくもっていることが理想なのかもしれません。
しかし、この異常ともいえる昨今の大きなうねりに、我々は決して呑み込まれてはならないし、大学人としての誇りを失ってはならないと思います。このような時代だからこそ、大学でしかやれない、研究所でしかやれない、アカデミックに溢れた研究を、今後とも怯むことなく展開していくことがやはり我々には重要なことなのだと痛感している今日この頃です。
北海道大学低温科学研究所長 若土正曉
昭和16年11月 | 低温科学研究所設置 |
物理学部門、応用物理学部門、気象学部門、海洋学部門、生物学部門、医学部門設置 | |
昭和38年 4月 | 雪害科学部門増設 |
昭和39年 4月 | 凍上学部門増設 |
昭和40年 4月 | 附属流氷研究施設設置(紋別市) |
昭和40年11月 | 雪崩観測室新築(幌延町問寒別) |
昭和41年 3月 | 附属流氷研究施設庁舎(449m²)新築 |
昭和41年 4月 | 植物凍害科学部門増設 |
昭和43年 3月 | 研究棟(2,892m²)新築 |
昭和43年11月 | 低温棟(2,342m²)新築 |
昭和45年 4月 | 融雪科学部門増設 |
昭和46年10月 | 附属流氷研究施設庁舎(183m²)増築 |
昭和47年11月 | 凍上観測室新築(苫小牧市) |
昭和48年 4月 | 低温生化学部門増設 |
昭和50年12月 | 研究棟(1,065m²)増築 |
昭和53年 2月 | 附属流氷研究施設宿泊棟(338m²)新築 |
昭和53年10月 | 融雪観測室新築(幌加内町母子里) |
昭和54年 4月 | 医学部門を生理学部門に転換 |
生物学部門を動物学部門に、低温生化学部門を生化学部門に名称変更 | |
昭和56年 4月 | 降雪物理学部門増設 |
平成 3年 4月 | 降雪物理学部門廃止、雪氷気候物理学部門増設 |
平成 7年 4月 | 全国共同利用の研究所に改組 |
寒冷海洋圏科学部門、寒冷陸域科学部門、低温基礎科学部門、寒冷圏総合科学部門の4大部門を設置 | |
平成 9年 3月 | 分析棟(1,622m²)増築 |
平成12年 3月 | 研究棟新館(2,441m²)増築 |
運 | 共 | |||||||||||
営 | 同 | ┌ | 寒冷海洋圏科学部門 | |||||||||
協 | 利 | ┌ | 研究部門 | ┼ | 寒冷陸域科学部門 | |||||||
議 | 用 | │ | ├ | 低温基礎科学部門 | ||||||||
会 | 委 | │ | └ | 寒冷圏総合科学部門 | ||||||||
│ | 員 | │ | ||||||||||
│ | 会 | ├ | 附属施設 | ─ | 流氷研究施設 | |||||||
│ | │ | │ | ||||||||||
所長 | ─ | ┴ | ─ | ┴ | ┬ | ─ | ─ | ─ | ┤ | ┌ | 機器開発 | |
教 | 将 | ├ | 技術部─ | ┼ | 特機開発 | |||||||
授 | ─ | 来 | │ | └ | 観測解析 | |||||||
会 | 計 | │ | ||||||||||
│ | 画 | │ | ┌ | 庶務掛 | ||||||||
各 | 委 | │ | ├ | 専門職員(共同利用担当) | ||||||||
種 | 員 | │ | ├ | 会計掛 ─ 低温機関室 | ||||||||
委 | 会 | └ | 事務部 | ┼ | 専門職員(外部資金等担当) | |||||||
員 | ├ | 図書掛 | ||||||||||
会 | ├ | 第一研究協力室 | ||||||||||
├ | 第二研究協力室 | |||||||||||
└ | 第三研究協力室 |
合計 77名
氏 名 | 在任期間 | 備考 | |
---|---|---|---|
1. | 小熊 捍 | 昭和16年12月8日〜23年3月31日 | |
2. | 小熊 捍 | 昭和23年4月1日〜23年10月14日 | 事務取扱 |
3. | 青木 廉 | 昭和23年10月15日〜25年10月14日 | |
4. | 堀 健夫 | 昭和25年10月15日〜28年10月14日 | |
5. | 吉田 順五 | 昭和28年10月15日〜31年10月14日 | |
6. | 根井 外喜男 | 昭和31年10月15日〜34年10月14日 | |
7. | 堀 健夫 | 昭和34年10月15日〜37年3月31日 | |
8. | 吉田 順五 | 昭和37年4月1日〜40年3月31日 | |
9. | 吉田 順五 | 昭和40年4月1日〜43年3月31日 | |
10. | 大浦 浩文 | 昭和43年4月1日〜44年3月10日 | |
11. | 黒岩 大助 | 昭和44年3月11日〜44年4月20日 | 事務取扱 |
12. | 朝日奈 英三 | 昭和44年4月21日〜47年4月20日 | |
13. | 朝日奈 英三 | 昭和47年4月21日〜50年4月20日 | |
14. | 黒岩 大助 | 昭和50年4月21日〜53年4月20日 | |
15. | 黒岩 大助 | 昭和53年4月21日〜53年4月1日 | |
16. | 木下 誠一 | 昭和55年4月2日〜58年4月1日 | |
17. | 木下 誠一 | 昭和58年4月2日〜61年4月1日 | |
18. | 鈴木 義男 | 昭和61年4月2日〜平成元年3月31日 | |
19. | 若濱 五郎 | 平成元年4月1日〜3年3月31日 | |
20. | 勾坂 勝之助 | 平成3年4月1日〜3年4月15日 | 事務取扱 |
21. | 藤野 和夫 | 平成3年4月16日〜6年4月15日 | |
22. | 藤野 和夫 | 平成6年4月16日〜7年3月31日 | |
23. | 秋田谷 英次 | 平成7年4月1日〜9年3月31日 | |
24. | 本堂 武夫 | 平成9年4月1日〜11年3月31日 | |
24. | 本堂 武夫 | 平成11年4月1日〜13年3月31日 | |
26. | 若土 正曉 | 平成13年4月1日〜 |
氏 名 | 授与年月日 |
---|---|
朝比奈 英三 | 昭和53年4月2日 |
酒井 昭 | 昭和58年4月2日 |
小島 賢治 | 昭和61年4月1日 |
木下 誠一 | 昭和62年4月1日 |
若濱 五郎 | 平成3年4月1日 |
茅野 春雄 | 平成3年4月1日 |
匂坂 勝之助 | 平成6年4月1日 |
藤野 和夫 | 平成7年4月1日 |
吉田 靜夫 | 平成10年4月1日 |
小林 大二 | 平成13年4月1日 |
青田 昌秋 | 平成14年4月1日 |
平成14年4月1日現在
所 長 | 教 授 若土 正曉 |
寒冷海洋圏科学部門 | 教 授 江淵 直人 教 授 河村 公隆 教 授 藤吉 康志 教 授 若土 正曉 助教授 遠藤 辰雄 助教授 大島慶一郎 助教授 中塚 武 助 手 川島 正行 助 手 河村 俊行 助 手 豊田 威信 助 手 深町 康 助 手 持田 陸宏 |
寒冷陸域科学部門 | 教 授 大畑 哲夫 教 授 グラジーリン・グレブ・エフランピエビッチ 教 授 原 登志彦 教 授 本堂 武夫 助教授 石川 信敬 助教授 隅田 明洋 助教授 堀口 薫 助教授 成田 英器 助教授 成瀬 廉二 助教授 水野悠紀子 助教授 山田 知充 助 手 石井 吉之 助 手 小野 清美 助 手 兒玉 裕二 助 手 白岩 孝行 助 手 曽根 敏雄 助 手 西村 浩一 助 手 堀 彰 |
低温基礎科学部門 | 教 授 芦田 正明 教 授 香内 晃 教 授 田中 歩 教 授 前野 紀一 助教授 早川 洋一 助教授 古川 義純 助教授 皆川 純 助 手 荒川 圭太 助 手 荒川 政彦 助 手 落合 正則 助 手 片桐 千仭 助 手 島田 公夫 助 手 竹澤 大輔 助 手 田中 亮一 助 手 渡部 直樹 |
寒冷圏総合科学部門 | 教 授 戸田 正憲 教 授 福田 正己 助教授 デイヴィス,アンドリュー・ジョン 助 手 大舘 智志 助 手 串田 圭司 客員(II種) 大串 隆之 客員(III種) シモネイ・バーント・ロルフ・タツオ |
非常勤研究員 | 上之 和人 勝又 勝郎 山里 明弘 |
外国人研究員(COE) | 客員助教授 シコス・ギョルギィ |
研究支援推進員 | 江藤 典子 大井 正行 佐藤 卓 田中夕美子 平島 真澄 村上 誠 森谷 惠 渡邊 美香 |
附属流氷研究施設 | 施設長 教 授 若土 正曉 助教授 白澤 邦男 (技 官 石川 正雄)(技 官 高塚 徹)(技 官 大坊 孝春) 主 任 石川 敬子 臨時用務員 佐藤佳代子 |
技 術 部 | 部 長 教 授 芦田 正明 副部長 助教授 白澤 邦男 班 長(技術専門職員) 新堀 邦夫 先任技術専門職員(技術専門職員) 石川 正雄 先任技術専門職員(技術専門職員) 福士 博樹 技術主任(技術専門職員) 石井 弘道 技術官(技術専門職員) 安原 優子 技術官(技術専門職員) 松本 慎一 技術官(技術専門職員) 高塚 徹 技術官 中坪 俊一 技術官補 大坊 孝春 技官(再任用職員) 瀬川 鉄逸 |
事 務 部 | 事務長 歸山 博 (庶 務 掛) 掛 長 小関 隆 主 任 濱 勝博 事務官 行木 幸子 (専門職員(共同利用担当)) 菅原 史子 (会 計 掛) 掛 長 佐藤 邦男 主 任 老松 邦男 主 任 柏原 麻美 技 官 須藤 正季 (低温機関室) 技 官 佐々木 明 (専門職員(外部資金等担当)) 中田 繁雄 (図 書 掛) 掛 長 桑野 勇次 事務補助員 上森 美保 (第一研究協力室) 事務官 阿部千夏子 事務補助員 宮崎 和代 事務補助員 神治絵里子 (第二研究協力室) 主 任 石窪 順子 事務補助員 狩野 綾子 事務補助員 太田 倫子 (第三研究協力室) (兼)専門職員 菅原 史子 |
※ 転・退職者
(平成13年1月1日〜平成13年4月1日(教官のみ))
教授 竹内 謙介 小林 大二
講師 丹野 皓三
(平成13年4月2日〜平成14年4月1日)
教授 青田 昌秋
助手 鈴木準一郎
庶務掛主任 飯田 厚志
会計掛事務官 橋場 学博
第三研究協力室事務官 佐藤 信世
技術専門官 瀬川 鉄逸
第二研究協力室事務補助員 金子あかね
客員II種 山本 進一
外国人研究員(II種) ラシュケ・エールハルト マハジャン・プネット クロモーバ・タチアナ・E
外国人研究員(COE分) デイヴィス・アンドリュー・J 張 文霞
非常勤研究員 石井 弘明 小林 剛 スーディク・スィルヴィアン
研究支援推進員 小木 広行 斉藤 健 佐藤 晶子 柴田 明夫 山本 孝造
特別共同研究 | |||
代表者 | 所属 | 課題 | |
1 | 原登志彦 | 北大・低温研・教授 | 寒冷圏における大気-雪氷-植生相互作用の解明 |
2 | 古川義純 | 北大・低温研・助教授 | 氷晶雲の放射特性に関する研究 |
研究集会 | |||
代表者 | 所属 | 課題 | |
1 | 大畑哲夫 | 北大・低温研・教授 | 気候システムにおける雪氷圏の役割 |
2 | 知北和久 | 北大・院理・助教授 | 氷河湖の研究 |
3 | 西村浩一 | 北大・低温研・助手 | 雪崩発生予知と流動機構の解明 |
4 | 古川義純 | 北大・低温研・助教授 | 結晶表面・界面での成長ダイナミクスとパターン形成 |
5 | 本堂武夫 | 北大・低温研・教授 | 氷,水およびクラスレート水和物の物性に関する研究集会 |
6 | 前 晋爾 | 北大・院工・教授 | 氷床コアによる古気候・古環境復元の高度化研究 |
7 | 前野紀一 | 北大・低温研・教授 | 固体・粉粒体の衝突・破壊・摩擦に関わる物理過程とメカニズム |
8 | 吉崎正憲 | 気象研・予防研究・室長 | 豪雨・豪雪をもたらす気象擾乱に関する研究集会 |
一般共同研究 | |||
代表者 | 所属 | 課題 | |
1 | 東久美子 | 極地研・助教授 | ドームFコア中に含まれる固体微粒子の起源に関する研究 |
2 | 荒川圭太 | 北大・低温研・助手 | 植物の寒冷環境適応機構に関する研究 |
3 | 池原 実 | 高知大・海洋コア・助手 | 四国沖海底コアを用いた黒潮域における表層環境変動の復元 |
4 | 石田享平 | 北海道開発土木研・環境水工部長 | 積雪寒冷地流域の水循環の解明とモデリング |
5 | 石田邦光 | 鳥羽高専・助教授 | 季節海氷域における海氷の発達・融解過程と氷縁構造の関係 |
6 | 伊藤菊一 | 岩手大・寒冷バイオ・助教授 | 発熱植物の熱産生メカニズムに関する研究 |
7 | 上村松生 | 岩手大・寒冷バイオ・教授 | シロイヌナズナの低温馴化と凍結傷害における細胞膜の関与 |
8 | 宇治橋康行 | 福井工業大・助教授 | 降積雪の相違が"Acid Shock"の発生に及ぼす影響評価 |
9 | 榎本浩之 | 北見工大・教授 | 衛星・レーダーによるサハリン−北海道にそって南下する海氷分布及び移動解析 |
10 | 大畑哲夫 | 北大・低温研・教授 | 衛星による北東アジアの積雪量・土壌水分・植生パラメターの季節推移の把握 |
11 | 片桐千仭 | 北大・低温研・助手 | 脂質から見た昆虫の寒冷地適応 |
12 | 金子文俊 | 阪大・院理・助教授 | cis-二重結合をもつ鎖状分子の結晶多形 |
13 | 亀田貴雄 | 北見工大・講師 | 南極浅層コアの氷化過程に関する研究 |
14 | 木村詞明 | 宇宙開発事業団・特別研究員 | オホーツク海の海氷消長過程の解明 |
15 | 草薙 浩 | 水産大学校・教授 | 高分子物質(水産加工食品等)中の不凍水と凍結水の構造研究 |
16 | 香内 晃 | 北大・低温研・教授 | 極限環境下にあるバイオマットの研究:生命, 地球表層環境の起源と進化 |
17 | 佐藤和秀 | 長岡高専・教授 | 暖候地と寒候地の酸性雪 |
18 | 佐藤利幸 | 信州大・理・教授 | 積雪寒冷地における局所植物多様性の解析 |
19 | 佐藤洋平 | 東大・院農学生命科・教授 | 複数角観測の植生反射特性による湿原混在植生の分類:北海道東湿原 |
20 | 柴田英昭 | 北大・北方生物圏・助手 | 積雪寒冷地域の森林流域における溶存炭素・窒素流出機構の解明 |
21 | 庄子 仁 | 北見工大・教授 | クラウディーバンドの精密測定法の開発 |
22 | 鈴木和雄 | 山口県立大・教授 | 亜寒帯域草本植物における遺伝的変異・サイズ構造と多様性 |
23 | 鈴木啓助 | 信州大・理・助教授 | 積雪流域における化学物質の循環過程 |
24 | 高橋孝三 | 九大・院理・教授 | 沈降粒子フラックスと古海洋学: オホ−ツク海における時系列変遷 |
25 | 高橋庸哉 | 北教大・教育実践・助教授 | 自然浮遊状態における雪結晶の昇華実験−角柱状結晶を中心として |
26 | 高橋裕一郎 | 岡山大・院自然科・助教授 | 光合成光化学系の構造と機能の解析 |
27 | 田口 哲 | 創価大・工・教授 | 初期アイス・アルジー群集形成課程の実験的解明 |
28 | 竹井 巖 | 北陸大・薬・講師 | 雪の構造変化過程と誘電的・力学的性質の温度特性 |
29 | 立花義裕 | 東海大・文明研・講師 | オホーツク海の海氷変動が大気大循環及び海上気象に及ぼす影響についての研究 |
30 | 田渕 洋 | 法政大・経済・教授 | フィンランドにおける20世紀の気温変化・変動について |
31 | 成瀬廉二 | 北大・低温研・助教授 | パタゴニア氷原の質量収支の検討-3 |
32 | 野村 睦 | 北大・北方生物圏・助手 | ツンドラ域の河川における夏期の流量の形成機構 |
33 | 早川洋一 | 北大・低温研・助教授 | 新規細胞成長因子の探索 |
34 | 福田 明 | 静岡大・工・教授 | オホーツク海域環境情報収集システムの開発 |
35 | 藤田耕史 | 名大・院環境・助教授 | ネパールヒマラヤの浅層コア解析 |
36 | 増田隆一 | 北大・先端研・助教授 | ユーラシアおよびアジア産哺乳類の分子系統地理学的解析 |
37 | 松浦良樹 | 阪大・蛋白研・助教授 | 不凍蛋白質の構造と機能の研究 |
38 | 松岡正邦 | 東京農工大・工・教授 | 結晶核の発生の待ち時間と成長速度に及ぼす結晶核の影響 |
39 | 松田從三 | 北大・院農・教授 | 寒冷外気利用によるエタノールの凍結濃縮 |
40 | 皆川 純 | 北大・低温研・助教授 | 緑藻の光化学系変異体の物理化学的解析 |
41 | 向井楠宏 | 九州工大・教授 | 氷成長界面前面での溶質成分の蓄積挙動と界面による微細気泡の捕捉、押出し現象 |
42 | 村上明男 | 神戸大・内海域機能教育・助教授 | 寒海域藻類の環境応答機構の研究 |
43 | 村本健一郎 | 金沢大・工・教授 | 航空機観測によるオホーツク海の海氷ビデオ画像の解析 |
44 | 森谷武男 | 北大・院理・助教授 | 地震計を用いた雪崩の研究 |
45 | 屋富祖昌子 | 琉球大・農・助手 | タロイモショウジョウバエ属baechlii種群と寄主植物の関係 |
46 | 山縣耕太郎 | 上越教育大・助手 | カムチャッカ半島における完新世古環境変動に関する地生態学的研究 |
47 | 山田知充 | 北大・低温研・助教授 | シベリアの氷河研究 |
48 | 山本進一 | 名大・院生命農・教授 | 北方林の更新維持機構の生態学的・遺伝学的解明 |
49 | 山本 哲 | 気象研・主任研究官 | 北海道太平洋測沿岸に発生する霧の観測的研究 |
50 | 山本哲生 | 名大・院環境・教授 | 氷天体の物質進化 |
51 | 横山悦郎 | 山口大・工・助教授 | 高精度な画像処理を使った氷結晶の熱拡散場の解析 |
52 | 吉田 隆 | 名大・院工・助手 | 酸化物系超伝導膜のVLS成長に関する研究 |
53 | 吉野邦彦 | 筑波大・社会工学・講師 | 係留型気球空中写真を利用した北方森林の地上部バイオマス量推定 |
職名 | 氏名 | 賞名 | 授与団体 | 受賞論文等名 | 受賞年月日 |
---|---|---|---|---|---|
教 授 | 河村 公隆 | 有機地球化学賞(学術賞) | 有機地球化学研究会 | 降雪・氷床コア中の有機物解析による大気環境復元の研究 | 13. 7.18 |
助教授 助教授 |
石川 信敬 成田 英器 |
寒地技術賞(学術部門 | 社団法人北海道開発技術センター | 凍結路面の発生メカニズムに関する熱収支的考察 | 13.11. 7 |
(単位:千円)
種 目 | 区 分 | 応募件数 | 決定件数 | 交付決定金額 |
---|---|---|---|---|
特別推進研究 | 代 表 | 1 | 0 | 0 |
分 担 | 1 | 0 | − | |
特定領域研究(A) | 代 表 | 4 | 1 | 2,000 |
分 担 | 0 | 0 | − | |
特定領域研究(B) | 代 表 | 2 | 2 | 30,000 |
分 担 | 3 | 3 | − | |
地域連携推進研究 | 代 表 | 0 | 0 | 0 |
分 担 | 0 | 0 | − | |
基盤研究(S) | 代 表 | 8 | 0 | 0 |
分 担 | 1 | 0 | − | |
基盤研究(A) | 代 表 | 10 | 3 | 14,500 |
分 担 | 6 | 4 | − | |
基盤研究(B) | 代 表 | 24 | 13 | 45,900 |
分 担 | 31 | 18 | − | |
基盤研究(C) | 代 表 | 15 | 7 | 9,700 |
分 担 | 4 | 2 | − | |
萌芽的研究 | 代 表 | 11 | 1 | 1,100 |
分 担 | 1 | 0 | − | |
奨励研究(A) | 代 表 | 8 | 7 | 4,900 |
奨励研究(B) | 代 表 | 0 | 0 | 0 |
創造的基礎研究費 | 代 表 | 0 | 0 | 0 |
分 担 | 1 | 1 | − | |
COE形成基礎研究費 | 代 表 | 0 | 0 | 0 |
分 担 | 0 | 0 | − | |
特別研究員奨励費 | 代 表 | 10 | 10 | 11,500 |
合 計 | 代 表 | 93 | 44 | 119,600 |
分 担 | 48 | 28 | − |
(単位 : 千円)
研究代表者 | 研究課題 | 交付決定額 | 翌年度以降の内約額 | ||
---|---|---|---|---|---|
職名 | 氏名 | 13年度 | 14年度 | 15年度 | |
助手 | 竹澤 大輔 | 病原菌エリシター応答における新規カルシウム結合タンパク質の機能解析 | 2,000 | 2,000 | 0 |
合計 | 1件 | 2,000 | 2,000 | 0 |
(単位 : 千円)
研究代表者 | 研究課題 | 交付決定額 | 翌年度以降の内約額 | ||
---|---|---|---|---|---|
職名 | 氏名 | 13年度 | 14年度 | 15年度 | |
教授 | 大畑 哲夫 | シベリア雪氷圏エネルギー・水循環過程 | 8,600 | 0 | 0 |
教授 | 芦田 正明 | 昆虫の液性及び細胞性生体防御反応におけるプロテアーゼカスケードの役割 | 21,400 | 20,700 | 9,000 |
合計 | 2件 | 30,000 | 20,700 | 9,000 |
(単位 : 千円)
研究代表者 | 研究課題 | 交付決定額 | 翌年度以降の内約額 | ||
---|---|---|---|---|---|
職名 | 氏名 | 13年度 | 14年度 | 15年度 | |
教授 | 河村 公隆 | AMSによる個別有機分子の14C測定:分取キャピラリーGCの製作と地球化学的応用 | 2,200 | 0 | 0 |
教授 | 田中 歩 | 光エネルギー捕捉系を改変し光合成能を高めた形質転換植物の作製 | 6,600 | 5,400 | 0 |
教授 | 原 登志彦 | カムチャッカ半島における植生動態と環境変動の相互作用過程の解明 | 5,700 | 0 | 0 |
合計 | 3件 | 14,500 | 5,400 | 0 |
(単位 : 千円)
研究代表者 | 研究課題 | 交付決定額 | 翌年度以降の内約額 | ||
---|---|---|---|---|---|
職名 | 氏名 | 13年度 | 14年度 | 15年度 | |
教授 | 前野 紀一 | 雪崩、アイス・ブラスト、氷天体衝突における雪氷の衝突摩擦メカニズムと構造変化 | 500 | 0 | 0 |
教授 | 戸田 正憲 | 冷温帯林の送粉系ネットワーク機能の解明 | 2,100 | 2,200 | 0 |
助教授 | 石川 信敬 | 寒冷圏の水循環及び物質循環に果たす森林及び積雪の影響評価 | 1,800 | 1,100 | 0 |
教授 | 本堂 武夫 | 南極深層氷の結晶構造に関する研究 | 4,500 | 3,600 | 0 |
教授 | 香内 晃 | 原始太陽系星雲での有機物粒子の衝突付着成長機構 | 4,500 | 0 | 0 |
助教授 | 中塚 武 | 海氷の古海洋学的Proxyの開発とオホーツク海氷の歴史的変遷の解析 | 3,100 | 0 | 0 |
助手 | 荒川 政彦 | 星雲ガス衝撃波によるシリケイト粒子の加熱とコンドリュール形成に関する実験的研究 | 7,800 | 5,700 | 1,300 |
助手 | 河村 俊行 | 粒状海氷の諸特性と大気・海洋への影響評価 | 4,900 | 1,500 | 1,300 |
助教授 | 成瀬 廉二 | 山岳氷河の氷厚測定用インパルス式アイスレーダの開発 | 2,000 | 1,500 | 0 |
助手 | 竹澤 大輔 | 遺伝子導入による越年性牧草の耐寒性、耐病性向上のための基礎研究 | 1,000 | 500 | 0 |
助手 | 荒川 政彦 | 静電場を用いた氷微粒子加速装置の開発 | 5,100 | 5,400 | 3,200 |
助教授 | 山田 知充 | モレーンで堰き止められた氷河湖の形成機構と拡大機構に関する研究 | 4,200 | 5,900 | 1,200 |
助教授 | 石川 信敬 | アラスカ内陸部凍結土壌融解による熱・水・炭酸ガス循環プロセスの変動調査 | 4,400 | 4,200 | 2,300 |
合計 | 13件 | 45,900 | 31,600 | 9,300 |
(単位 : 千円)
研究代表者 | 研究課題 | 交付決定額 | 翌年度以降の内約額 | ||
---|---|---|---|---|---|
職名 | 氏名 | 13年度 | 14年度 | 15年度 | |
助教授 | 成田 英器 | 核磁気共鳴映像法による積雪3次元ネットワーク構造の解明 | 800 | 0 | 0 |
助教授 | 早川 洋一 | 昆虫で初めて同定されたサイトカイン・その活性化機構と多機能性に関する研究 | 900 | 0 | 0 |
助手 | 石井 吉之 | 積雪寒冷地における近年の暖冬少雪傾向と流域水循環への影響 | 600 | 0 | 0 |
助教授 | 大島慶一郎 | 海氷・海洋結合系におけるアイスアルベドフィードバック | 1,000 | 1,000 | 0 |
助手 | 白岩 孝行 | 雪氷コアによる過去500年間の北太平洋DICEの復元 | 1,700 | 1,100 | 0 |
助手 | 大舘 智志 | 北海道産トガリネズミ2種のマイクロサテライト遺伝子多型の地理的分布パターンの解明 | 2,000 | 900 | 0 |
教授 | 大畑 哲夫 | 「気候システムにおける雪氷の役割」解明のための研究計画立案 | 2,700 | 0 | 0 |
合計 | 7件 | 9,700 | 3,000 | 0 |
(単位 : 千円)
研究代表者 | 研究課題 | 交付決定額 | 翌年度以降の内約額 | ||
---|---|---|---|---|---|
職名 | 氏名 | 13年度 | 14年度 | 15年度 | |
教授 | 田中 歩 | 進化における光合成色素の獲得過程を再現する試み | 1,100 | 0 | 0 |
合計 | 1件 | 1,100 | 0 | 0 |
(単位 : 千円)
研究代表者 | 研究課題 | 交付決定額 | 翌年度以降の内約額 | ||
---|---|---|---|---|---|
職名 | 氏名 | 13年度 | 14年度 | 15年度 | |
助手 | 深町 康 | 核海氷の厚さの係留観測データを用いたオホーツク海における海氷量の評価 | 600 | 0 | 0 |
助手 | 鈴木準一郎 | 資源が時間的に不均質な環境下で温度の変動様式が植物の成長に与える影響の研究 | 700 | 0 | 0 |
助手 | 堀 彰 | 分子軌道法による氷結晶における気体の拡散に関する研究 | 500 | 0 | 0 |
助手 | 竹澤 大輔 | 小麦における雪腐病菌エリシター応答とカルシウム依存的リン酸化カスケードの解明 | 700 | 0 | 0 |
助手 | 串田 圭司 | 3次元放射伝達シミュレータによる北方森林物理量のリモートセンシング手法の開発 | 600 | 0 | 0 |
助手 | 田中 亮一 | クロロフィルb生合成による光化学系アンテナサイズ調節機構の解析 | 900 | 1,200 | 0 |
助教授 | 皆川 純 | 形質転換緑藻クラミドモナスを用いた光化学系IIの構造と機能の解析 | 900 | 900 | 0 |
合計 | 7件 | 4,900 | 2,100 | 0 |
(単位 : 千円)
研究代表者 | 研究課題 | 交付決定額 | 翌年度以降の内約額 | ||
---|---|---|---|---|---|
職名 | 氏名 | 13年度 | 14年度 | 15年度 | |
PD | 松本 公平 | 海洋堆積物の分子同位体地球化学的分析に基づく地球環境変動の解析 | 1,300 | 0 | 0 |
PD | 山本 聡 | 太陽系周縁領域における固体微粒子に関与する物理素過程の研究 | 1,200 | 0 | 0 |
PD | 山尾 真史 | 遺伝子ノックアウト技術を用いた家蚕のフェノール酸化酵素前駆体活性化系に関する研究 | 1,200 | 0 | 0 |
PD | 深澤 倫子 | 南極ドームふじコア氷における空気分子の存在状態に関する研究 | 1,200 | 0 | 0 |
PD | 覇原 慎子 | アブシジン酸誘導性遺伝子を利用した耐凍性、耐病性植物創出のための基礎的研究 | 1,000 | 0 | 0 |
PD | 平井 喜幸 | 森林節足動物の生物多様性評価法の基準化に関する研究 | 1,200 | 0 | 0 |
PD | 青木 賢人 | 東アジア地域における第四紀氷河環境変動 | 1,200 | 1,200 | 1,200 |
PD | 猪上 淳 | 寒冷海洋圏におけるメソスケール大気・海洋相互作用に関する研究 | 1,000 | 1,000 | 0 |
外国人特別研究員 | パベルカ ヤロスラフ | 昆虫の休眠誘導における細胞成長因子の機能に関する研究 | 1,000 | 0 | 0 |
外国人特別研究員 | シュトール ペーター | 植物の種多様性と競争排除の速度 | 1,200 | 1,000 | 0 |
合計 | 10件 | 11,500 | 3,200 | 1,200 |
(単位:千円)
職名 | 氏名 | 各省庁名 | 研究費の名称 | 研究課題 | 金額 |
---|---|---|---|---|---|
助教授 | 中塚 武 | 文部科学省 | 科学技術振興調整費 | 気候変動とエクスポート生産に関する研究 | 1,921 |
助教授 | 古川 義純 | 文部科学省 | 国際研究集会 | 先端技術材料国際会議にて「不凍糖タンパク質(AFGF)希薄水溶液中での氷結晶の成長抑制」の講演 | 249 |
助教授 | 白澤 邦男 | 日本学術振興会 | 日欧科学協力事業 | オホーツク海とバルト海の海氷気候及び海洋環境の研究の現状及び将来展望について | 2,967 |
合計 | 3件 | 5,137 |
(単位:千円)
受入教官名等 | 委託先 | 研究課題 | 金 額 | |
---|---|---|---|---|
職名 | 氏名 | |||
助手 | 串田 圭司 | 資源協会地球科学技術推進機構 | タイガ森林火災に起因する陸域大気相互作用の変化の検出と予測 | 8,400 |
助教授 | 石川 信敬 | 海洋科学技術センター | 永久凍土地帯の水循環特性解明の研究 | 11,000 |
教授 | 若土 正暁 | 科学技術振興事業団 | オホーツク海氷の実態と気候システムにおける役割の解明 | 6,600 |
助教授 | 早川 洋一 | 生物系特定産業技術研究推進機構 | 昆虫成長因子GBPの作用機構解明と新規成長因子の探索 | 23,828 |
助教授 | 古川 義純 | (財)日本宇宙フォーラム | 氷結晶の一方向成長におけるパターン形成及び界面現象に対する微少重力効果 | 21,458 |
助教授 | 中塚 武 | 科学技術振興事業団 | アイソトポマーの計測による環境物質の起源推定 | 495 |
教授 | 河村 公隆 | 科学技術振興事業団 | 海洋有機エアロゾルのキャラクタライゼイション | 550 |
教授 | 福田 正己 | 科学技術振興事業団 | 永久凍土の攪乱による温暖化ガスの発生と将来温暖化への影響 | 3,465 |
教授 | 本堂 武夫 | 三菱重工業株式会社 | 天然ガスハイドレ−ト生成プラントの技術開発 | 1,700 |
教授 | 原 登志彦 | 農業環境技術研究所 | 地球温暖化における陸上生態系フィ−ドバックに関する研究 | 2,005 |
教授 | 藤吉 康志 | 科学技術振興事業団 | アジア域の広域大気汚染による大気粒子環境の変調について | 550 |
合 計 | 11件 | 80,051 |
(単位:千円)
研究代表者 | 申請機関名 | 研究題目 | 金 額 | |
---|---|---|---|---|
職名 | 氏名 | |||
教授 | 本堂 武夫 | 科学技術振興事業団 | 氷内部および界面に存在する気体分子の拡散と組織化 | 4,000 |
(単位:千円)
件 数 | 金 額 |
---|---|
12 | 8,680 |
平成13年5月1日現在
修士課程 | 博士後期課程 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
専 攻 | 1年 | 2年 | 小計 | 1年 | 2年 | 3年 | 小計 | 合計 | |
地球環境科学科 | 地圏環境科学専攻 | 5 | 7 | 12 | 3 | 5 | 9 | 17 | 29 |
生態環境科学専攻 | 8 | 5 | 13 | 1 | 3 | 10 | 14 | 27 | |
大気海洋圏環境科学専攻 | 10 | 13 | 23 | 2 | 4 | 6 | 12 | 35 | |
計 | 23 | 25 | 48 | 6 | 12 | 25 | 43 | 91 |
所属 | 人 数 |
---|---|
寒冷海洋圏科学部門 | 1 |
寒冷陸域科学部門 | 1 |
低温基礎科学部門 | 3 |
寒冷圏総合科学部門 | 0 |
計 | 5 |
国 内 | 国 外 | ||||
身 分 | 件数 | 人数 | 身 分 | 件数 | 人数 |
中学生 | 1 | 50 | 留学生 | 1 | 5 |
高校生 | 3 | 139 | JICA研修生 | 1 | 8 |
大学生 | 2 | 37 | 大学関係者 | 2 | 8 |
高校教諭 | 1 | 2 | その他 | - | 13 |
官公庁職員 | 28 | 113 | |||
その他 | 10 | 281 | |||
計 | 45 | 622 | 計 | 4 | 34 |
合計 | 49件 | 656名 |
国名 | 所属 | 職 | 氏名 | 期間(日) |
---|---|---|---|---|
アメリカ | アメリカ農業研究所 | 研究室長 | マーシャルローブ | 2001.5.18〜20 |
トルコ | Gazi大学 | 教授 | Ibrahim Gurer | 2001.5.31 |
アメリカ | ワシントン大学 | 教授 | Stephen C. Riser | 2001.6.28〜30 |
アメリカ | カーネギーメロン大学 | 教授 | R.F.Sekerka | 2001.7.20〜8.7 |
中国 | 中国科学院植物研究所 | 教授 | Zong-Qiang Xie | 2001.8.18〜8.29 |
韓国 | 忠北大学 | 学生 | Sang-Chan Nam | 2001.8.19〜8.27 |
台湾 | 台湾林業試験所 | 助手 | Sheng-Shan Lu | 2001.8.19〜8.25 |
ポーランド | Jagiellonian大学 | 教授 | M.J.Wojcik | 2001.8.23〜25 |
フランス | マルセーユ大学 | 助教授 | Yann Ternois | 2001.9.14〜21 |
イギリス | ダーハム大学 | 大学院生 | James Bendle | 2001.9.18 |
スペイン | CSIC、バルセロナ | 教授 | Joan O.Grimalt | 2001.9.18 |
カナダ | 国立水資源研究所 | 主任研究員 | ウィリアム.M.シェルツワー | 2001.10.6〜11 |
カナダ | サスカチュワン大学地理学教室 | 教授 | ローレンス・マルツ | 2001.10.6〜12 |
カナダ | マクマスター大学地理学地質学教室 | 教授 | ミンコー・ウー | 2001.10.6〜11 |
カナダ | マギル大学大気海洋学教室 | 教授 | ジョン・ジャーカム | 2001.10.6〜11 |
カナダ | カナダ気象局 | 主任研究員 | キット.K.スゥゼット | 2001.10.7〜13 |
ロシア | ロシア科学アカデミー永久凍土研究所 | 研究室長 | アレキサンダー・フェドロフ | 2001.10.7〜12 |
ロシア | ロシア科学アカデミー雪氷陸水圏生物学研究所 | 助手 | Aleksander D. Stepanov | 2001.10.9〜10.22 |
スイス | ロザンヌ大学 | 教授 | Peter Vogel | 2001.10.12〜15 |
フィンランド | University of Helsinki | 教授 | Matti Lepparanta | 2001.10.18〜23 |
フィンランド | University of Helsinki | 研究員 | Leena Lepparanta | 2001.10.18〜23 |
アメリカ | アラスカ大学フェアバンクス校北極圏研究センター | センター長 | Akasofu,S. I. | 2001.11.19-23 |
アメリカ | アラスカ大学 | 教授 | Hinzman | 2001.10.22〜10.26 |
スイス | スイス国立工科大学 | 教授 | Heinz Blatter | 2001.11.11〜17 |
カナダ | マギル大学 | 教授 | J.J.Xu | 2001.11.21〜23 |
アメリカ | オレゴン州立大学 | 教授 | B.R.T.Simoneit | 2001.11.28 |
アメリカ | アラスカ大学水環境研究センター | 教授 | D.Kane | 2001.12.2〜6 |
デンマーク | コペンハーゲン大学ニールスボア研究所 | 準教授 | H.B.Clausen | 2001.12.4〜6 |
ロシア | ロシア森林局ヤクーツク支所 | 副支所長 | N.Sedinic | 2001.12.19-24 |
フランス | グルノーブル大学 | 研究員 | Pierre-Louis Olivier | 2002.1.5〜9 |
ロシア | ロシア地理学研究所 | 上級研究員 | Bulat Mavlyudov | 2002.1.17〜3.17 |
スイス | 雪(I%雪崩研究所 | 主任研究員 | Lehning M. | 2002.1.22〜1.28 |
中国 | 天山積雪雪崩研究所 | 所長 | Xu Junrong | 2002.1.25 |
中国 | 地球環境研究所 | 研究員 | Liu Xiaodong | 2002.1.25 |
スイス | 雪(I%雪崩研究所 | 主任研究員 | Spreitzhofer G. | 2002.1.26〜1.28 |
ノルウェー | ノルウェー科学技術大学 | 教授 | Norem H. | 2002.2.1 |
カナダ | マギル大学 | 教授 | J.J.Xu | 2002.2.18〜24 |
イギリス | 耕地作物研究所 | 教授 | Richard Harrington | 2002.2.18〜2.28 |
フィンランド | University of Helsinki | 教授 | Matti Lepparanta | 2002.2.21〜27 |
中国 | Polar Research Institute of China | 教授 | Jiancheng Kang | 2002.2.23〜3.1 |
フランス | Laboratoire d'Oceanographie de Villefranche | 教授 | Louis Legendre | 2002.2.23〜3.1 |
韓国 | KongJu National University | 教授 | Hong-Ryeol Shin | 2002.2.23〜3.1 |
アメリカ | University of Alaska Fairbanks | 教授 | John Kelley | 2002.2.23〜3.1 |
アメリカ | University of Alaska Fairbanks | 教授 | Vera Alexander | 2002.2.23〜27 |
アメリカ | University of Hawaii | 技術員 | Robert Anderson | 2002.2.23〜3.1 |
アメリカ | University of Hawaii | 技術主任 | Roger Davis | 2002.2.23〜3.1 |
アメリカ | University of Hawaii | グループ長 | Margo Edwards | 2002.2.23〜3.1 |
アメリカ | University of Hawaii | 大学院生 | Jennifer Engels | 2002.2.23〜3.1 |
アメリカ | University of California | 大学院生 | Andrey Shcherbina | 2002.2.23〜3.1 |
イギリス | University of Southampton | 大学院生 | Clare Postlethwaite | 2002.2.23〜3.4 |
ロシア | Arctic & Antarctic Research Institute | 研究室長 | Vasily Smolyanitsky | 2002.2.24〜3.1 |
ロシア | Arctic & Antarctic Research Institute | 主任研究員 | Zalman Gudkovich | 2002.2.24〜3.1 |
ロシア | Pacific Oceanological Institute | 副所長 | Vyacheslav Lobanov | 2002.2.24〜28 |
ロシア | Pacific Oceanological Institute | 主任研究員 | Valery Sosnin | 2002.2.24〜28 |
ロシア | Pacific Oceanological Institute | 主任研究員 | Vyacheslav Dubina | 2002.2.24〜28 |
ロシア | Pacific Oceanological Institute | 研究室長 | Leonid Mitnik | 2002.2.24〜28 |
ロシア | Sakhalin Oil and Gas Institute | 研究室長 | Anatoly Polomochnov | 2002.2.24〜3.2 |
ロシア | Sakhalin Oil and Gas Institute | 主任研究員 | Guennadi Sourkov | 2002.2.24〜3.2 |
ロシア | Sakhalin Oil and Gas Institute | 副所長 | Alexandr Kryazhkov | 2002.2.24〜3.2 |
ロシア | Sakhalin Oil and Gas Institute | 技術主任 | Olga Kryazhkova | 2002.2.24〜3.2 |
ロシア | Far-Eastern State Technical University | 教授 | Alexandr Bekker | 2002.2.24〜28 |
ロシア | Far-Eastern State Technical University | 講師 | Tamara Mikhailiouk | 2002.2.24〜28 |
ロシア | Pacific Research Fisheries Centre | 研究室長 | Vladimir Belyaev | 2002.2.24〜28 |
アメリカ | University of Washington | 教授 | Seelye Martin | 2002.2.24〜28 |
アメリカ | University of Washington | 研究員 | Julie Coryell | 2002.2.24〜28 |
カナダ | National Research Council | 主任研究員 | Ahmed Derradji-Aouat | 2002.2.24〜3.2 |
カナダ | National Research Council | 主任研究員 | Michelle Johnston | 2002.2.24〜3.1 |
フィンランド | Kvaerner Masa-Yards | 研究員 | Matti Arpiainen | 2002.2.24〜28 |
フィンランド | Kvaerner Masa-Yards | 研究員 | Kimmo Juurmaa | 2002.2.24〜28 |
フィンランド | Kvaerner Masa-Yards | 研究員 | Goran Wilkman | 2002.2.24〜28 |
ドイツ | Tethys Geoconsulting GmbH | 主任研究員 | Nicole Biebow | 2002.2.24〜28 |
イタリア | CNR | 主任研究員 | Marcello Manzoni | 2002.2.24〜3.1 |
ロシア | Pacific Oceanological Institute | 研究室長 | Sergey Gladyshev | 2002.2.25〜28 |
アメリカ | アラスカ大学工学部 | 教授 | S.Huang | 2002.2.28〜3.5 |
アメリカ | アラスカ大学工学部 | 教授 | Y.Shur | 2002.2.28〜3.5 |
カナダ | Canadian Hydraulics Centre | 研究員 | M.Johnston | 2002.3.1〜5 |
アメリカ | オレゴン州立大学 | 教授 | Tony H.H.Chen | 2002.3.1 |
デンマーク | アールス大学 | 教授 | Volker Loeschke | 2002.3.1〜3.9 |
ロシア | ロシア科学アカデミー永久凍土研究所 | 研究室長 | A. Fedorov | 2002.3.19〜28 |
ロシア | ロシア科学アカデミー永久凍土研究所 | 主任研究員 | V.Rukakov | 2002.3.19〜28 |
ロシア | ロシア科学アカデミー永久凍土研究所 | 主任研究員 | P.Konstantiniv | 2002.3.19〜28 |
ロシア | ロシア科学アカデミー永久凍土研究所 | 研究員 | R.Argounov | 2002.3.19〜28 |
ロシア | ロシア科学アカデミー凍土圏生物問題研究所 | 主任研究員 | A.Isaev | 2002.3.19〜28 |
ロシア | ロシア科学アカデミー凍土圏生物問題研究所 | 副所長 | R. Dessiatkine | 2002.3.19〜28 |
(ロシア24,アメリカ19,カナダ10,フィンランド6,中国4,スイス4,フランス3,イギリス3,韓国2,デンマーク2,トルコ・台湾・ポーランド・スペイン・ノルウェー・ドイツ・イタリア各1 計84名)
低温科学 物理篇資料集 60輯、68頁
平成14年4月1日現在
図 書(冊) | 雑 誌(種) | ||||
---|---|---|---|---|---|
全蔵書数 | 和書 | 洋書 | 全所蔵種類数 | 和雑誌 | 洋雑誌 |
30,763 | 9,054 | 21,709 | 1,306 | 593 | 713 |
図 書(冊) | 雑 誌(種) | ||||
---|---|---|---|---|---|
総受入冊数 | 和書 | 洋書 | 総受入種類数 | 和雑誌 | 洋雑誌 |
358 | 67 | 291 | 594 | 304 | 290 |
区分 | 貸出者数(人) | 計 | 貸出冊数(冊) | 計 | ||
所内 | 所外 | 所内 | 所外 | |||
職 員 | 74 | 47 | 121 | 116 | 63 | 179 |
院生・その他 | 87 | 59 | 146 | 129 | 79 | 208 |
計 | 161 | 106 | 267 | 245 | 142 | 387 |
札幌 | 33,750m² | |
紋別 | 3,462m² | (庁舎敷地) |
145m² | (艇庫敷地) | |
797m² | (公務員宿舎敷地) | |
合計 | 38,154m² |
---|
札幌 | 研究棟 | 2,892m² | (昭43.3) |
1,065m² | (昭50.12) | ||
研究棟新館 | 2,441m² | (平12. 3) | |
低温棟 | 2,342m² | (昭43.11) | |
分析棟 | 1,622m² | (平9.3) | |
車庫他 | 525m² | ||
紋別 | 研究棟 | 449m² | (昭41.3) |
183m² | (昭46.10) | ||
宿泊棟 | 338m² | (昭53.11) | |
艇庫 | 70m² | (昭41.3) | |
車庫他 | 135m² | ||
問寒別 | 雪崩観測室 | 125m² | (昭40.11) |
苫小牧 | 凍上観測室 | 81m² | (昭47.11) |
母子里 | 融雪観測室 | 116m² | (昭53.3) |
9m² | (平3.11) | ||
渓流観測室 | 3m² | (昭60.1) | |
計 | 12,396m² | ||
---|---|---|---|
紋別 | 公務員宿舎 | 233m² | |
合計 | 12,629m² | (公務員宿舎も含む) |
技術部は第1〜第3機器開発室、電子測定機器室、化学分析室、および流氷研究施設(紋別)の観測解析室から構成され、それぞれの専門の技術職員をもっている。そこでは研究支援のため次のような重要な役割を担っている。
機器開発室には精密工作機械や木工加工機械を備え、各種材料の加工や実験装置・観測器材の設計製作、耐寒性向上の改良を行っている。近年ここで設計製作した特殊機器には次のものがある。
流氷研究施設には、オホーツク海沿岸に3基のレーダ局、紋別港に結氷域気象海象観測塔(海氷タワー)を備えており、観測解析室ではこれらの観測設備の保守、データ収集、資料解析および、海氷の実験指針・作業の安全マニュアルの作成を行っている。
電子測定機器室では計測機器類とコンピュータのインターフェースの作成、各種レーダ(ドップラー、ミリ波、音波)の運用、電子機器類の設計・製作・保守を行っており、また計測に関する技術相談にも応じている。成果の一例として、
化学分析室では、主として昆虫の血液や外皮にごく微量に存在するタンパク質について既存の精製法および、分析法の改良にとりくんでいる。
┌ | 技術専門職員 | |||||||||
┌ | 先任技術専門職員 | ┌ | 観測解析技術主任 | ┤ | ||||||
│ | 技術専門職員 | │ | (兼) | └ | 技術官補 | |||||
│ | │ | ┌ | 技術専門職員 | |||||||
所長 | ── | 技術部長 | ── | 副技術部長 | ┼ | 技術班長───── | ┼ | 機器開発技術主任 | ┼ | 技術官 |
(教官兼任) | (教官兼任) | │ | 技術専門職員 | │ | (兼) | └ | 技術職員 | |||
│ | │ | |||||||||
└ | 先任技術専門職員 | └ | 特機開発技術主任 | ─ | 技術専門職員 | |||||
技術専門職員 |
2階建、延べ床面積 | 1,622m² | ||
---|---|---|---|
空調実験室 | 16室 | (519m²) | |
クリーンルーム | 3室 | (111m²) | |
低温クリーンルーム | −20℃ | 2室 | ( 64m²) |
超低温保存室 | −50℃ | 1室 | ( 65m²) |
低温保存室 | −20℃〜−50℃ | 1室 | ( 41m²) |
低温室 | −20℃ | 4室 | (137m²) |
低温室 | +5℃〜−20℃ | 2室 | ( 49m²) |
一般低温室 | 小低温室 | 0℃〜−40℃ | 22室 | (182m²) |
中低温室 | 0℃〜−20℃ | 2室 | ( 61m²) | |
準備室 | 0℃〜−20℃ | 2室 | ( 94m²) | |
前室 | 0℃〜−20℃ | 3室 | ( 30m²) | |
大型低温室 | 0℃〜−30℃ | 1室 | ( 86m²) | |
低温風洞室 | 前室含む | 0℃〜−30℃ | 2室 | (157m²) |
極低温室 | 19号室 | −60℃ | ||
20号室 | −80℃ | 2室 | ( 18m²) | |
精密低温室 | 2室 | ( 24m²) | ||
計 | 36室 | (652m²) |
---|
1 | 機械類 | ユニット冷凍機 | 2基 | (風洞系ブライン用) |
2基 | (−28℃ブライン用) | |||
2基 | (−48℃ブライン用) | |||
冷凍機 | 2基 | (極低温室直冷用) | ||
クーリングタワー | 2基 | |||
操作監視盤 | 2面 | |||
自家用発電機 | 1基 |
2 | 面 積 | 低温機械室 | 287m² |
監視室 | 32m² | ||
自家発電室 | 32m² | ||
計 | 351m² |
---|
雪崩観測室 | 雪崩及び雪崩に関する斜面積雪の諸現象を継続的に観測、実験するため北大天塩研究林内(幌延町問寒別)に設置されている。 |
凍上観測室 | 凍上現象を継続的に観測するため野外現場を設定し、併せて凍上防止対策を基礎的に研究するため、北大苫小牧研究林内に設置されている。 |
融雪観測室 | 融雪現象並びに融雪水の河川への流出機構などを調査研究するため、北大雨龍研究林内(幌加内町母子里)に設置されている。 |