大気陸面相互作用分野 低温研 Home

樹林帯の構造と防雪機能の関係

防雪林

構造の異なる樹林帯を対象とする、地吹雪などによる積雪の再配分過程に及ぼす林帯の影響調査。南幌町にある4ヶ所の防風林で、樹林帯付近の積雪深や雪面高度の時空間変化を一冬にわたって計測しました。

常緑針葉樹 落葉樹 計測トランセクト
常緑樹の樹林帯。葉が密に茂っているため風を通しにくい構造です。 落葉樹の樹林帯。木々の間が空いてます。 各樹林に直交する計測ラインを設定して、積雪深や雪面高度を定期的に測定します。
レーザーレベル 雪面高度計測1 雪面高度計測2
測量用のレーザー送信機。目に見えない波長のレーザー光を四方に向けて水平に送信します。 雪面高度の測定。雪面からレーザー受信機までの高さを測ります。 積雪深ではなく、雪面の高さの空間分布がわかります。
積雪断面観測者 積雪断面観測1 積雪断面観測2
積雪断面の観測。吹雪イベントの痕跡を詳しく調査します。 積雪の層構造を丁寧に記録。 積雪粒子のタイプや粒径なども記録します。
風速計 地吹雪の瞬間 データ解析する人
樹林から離れた場所で風速を計測。複数の樹林帯があることで周辺地域の風が弱められることもわかりました。 地吹雪の瞬間。強風時には積雪表面の粒子が舞い上がり、風下へ運ばれます。 データを研究室に持ち帰って整理。数値シミュレーションも併用して解析します。