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muttの簡単な設定方法
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muttだけではメールの読み書きは出来ません、よってメーラなんぞに
時間かけたくねぇ、と言う方はmnewsやsylpheedがあるのでそちらをどうぞ。
しかし設定後は快適です。

受信、fetchmailで受信、fetchmailで振り分け。
muttは単独では送受信が出来ないので、メール受信コマンドを利用する。
インストールに関しては、最近のlinuxには勝手にインストールされている
はず。ホームディレクトリに.fetchmailrcと.procmailrcを置くと
fetchmailコマンドで受信が可能になる。

#cat  .fetchmailrc
defaults

poll mailsever.hokudai.ac.jp
protocol apop #プロトコルの指定pop3、IMAPなど
user ユーザ名
password パスワード
mda "/usr/bin/procmail -d %s"

最後の行はbogofilterをかけるのに必要。
読み取りを600にしないと受信できない。

#cat .procmailrc
PATH=$HOME/bin:/usr/bin:/usr/ucb:/bin:/usr/local/bin:.
MAILDIR=$HOME/Mail      # You'd better make sure it exists
DEFAULT=$MAILDIR/mbox
LOGFILE=$MAILDIR/procmail.log
LOCKFILE=$HOME/.lockmail

:0 HB
* ? nkf -m -e | kakasi -w | bogofilter -l
spam/

#:0 Hc
#!転送先アドレス@docomo.ne.jp

:0
inbox/

一番上のやつはspamメール対策、二番目は出張したときの転送(メールは残す)、
そしてさいごにinboxにメールを入れる。

転送したい場合はcrontabを使って20、30分おきにfetchmailを実行してあげれば
勝手に転送してくれる。まぁ最近ではPCカードモバイルも安くなったので頻繁に
出張される方は絶対にそっちを購入した方が良いですね。


*crontabの設定
#cat .crontab
SHELL=/bin/zsh
PATH=$HOME:/usr/bin:/bin
MAILTO=kazuono
0,30 * * * *   fetchmail
↑毎時間0分と30分でfetchmailを実行

#crontab .crontab←これでOKのはず。

メールの送信

これも同じでmuttでは送信できないのでsendmailを利用する。
postfixやqmailならsendmailと互換性がありsendmailラッパーがデフォルトで
入っているのでそれを利用して送信しましょう。オプション等については
ここを参照。


muttrcに関しては中味がよく分かっていないので、つうか説明めんどーなので
自分のパソコンの中に入っているmuttrcをコピーしていろいろいじくってみて
下さい。

$ cat .mutt/muttrc(抜粋)

#( MTA の設定 : postfix の sendmailラッパーを利用する場合 )
set sendmail="/usr/lib/postfix/sendmail -oi -oem" 
#
set alias_file="~/.mutt/aliases"
set print_command="a2ps"

set editor="/usr/bin/vim"

set hostname="僕はドメイン名を入れています"
set from="メールアドレス"

#
# Japanese patch extension
#
set charset="euc-jp"
set send_charset="us-ascii:iso-2022-jp"
set thorough_search=yes
set forward_decode=yes
set mime_forward_decode=no

#メールを添付ファイルとして転送するときの文字化け防止
set file_charset="iso-2022-jp:euc-jp:shift_jis:utf-8"
#iso-2022-* を使う場合は必ずリストの先頭に持ってきてください. このオプションが設
#定されていない場合は, $charset で指定したものが代わりに想定されます.


source ~/.mutt/aliases
# EOF

こんなところかな、あとはviと同じbindkeyにして完了です。

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