気象庁が保有する全国20台の気象レーダーで観測したエコー強度(レーダーで観測される 換算降水強度、1kmメッシュ、10分毎)とエコー頂高度(レーダーで観測される降水エコ ーの高さ、2.5kmメッシュ)が10分間隔で提供されている.
ここではデータをダウンロードし、換算香水強度をgradsで見るための手順を示す(2021年9月2日修正).
以下のファイルを適当なdirectory (以下の例は/home/maro/JMA-RADAR/)にコピーすること.
[maro@shear7 JMA-RADAR]$ tar xzvf read_jmaradar.tar.z # 展開 [maro@shear7 JMA-RADAR]$ cd read_jmaradar [maro@shear7 read_jmaradar]$ make # コンパイル (ソースファイル *.cから 実行形式 *.o ができます) |
合成レーダGPVデータのダウンロードとGrADS化 (何も変えなければ、1ヶ月分、2020年12月1日-31日のデータ(10分毎)が取得、変換されます)
[maro@shear7 read_jmaradar]$ cd .. # /home/maro/JMA-RADAR/に戻ります. [maro@shear7 JMA-RADAR]$ emacs wget.jmaradar.sh & # yyyy(年),mm (月), dd(日),hh(時),nn(分) を欲しいデータの年月日時分にする. [maro@shear7 JMA-RADAR]$ ./wget.jmaradar.sh # データのダウンロードと保存. 現在のdirectory (JMA-RADAR) の下に yyyy/mm/ (今の場合2020/12/)が作成され、そこにtarデータが保存されます. 京大生存圏研究所のアーカイブ からダウンロードされます. [maro@shear7 JMA-RADAR]$ emacs jmaradar.tar.sh & # yyyy(年), mm (月), dd(日),hh(時),nn(分) を取得したデータの年月日時分にする. [maro@shear7 JMA-RADAR]$ ./jmaradar.tar.sh # ダウンロードしたtarデータを全て展開します [maro@shear7 JMA-RADAR]$ emacs jmaradar2grads.sh # yyyy(年), mm (月), dd(日),hh(時), (nn)分 を取得したデータの年月日時分にする. [maro@shear7 JMA-RADAR]$ ./jmaradar2grads.sh #先にコンパイルしたread_jmaradarを利用してデータを全てgrads形式に変換します. GrADSデータも yyyy/mm/(今の場合2020/12 以下) に作成されます. view_radar.ctl を使えば、あとは通常のGrADSのように見れます(変数 rr は換算降水強度(mm/h)),時刻は世界標準時(UTC)です. |