共同研究報告書


研究区分 研究集会

研究課題

 雪氷の生態学（18）多雪地帯に育まれる特有の湿原生態系と物質循環に関する研究
新規・継続の別 継続（H18年度から）
研究代表者／所属 東邦大学理学部
研究代表者／職名 准教授
研究代表者／氏名 千賀有希子

研究分担者／氏名／所属／職名
　
氏　　名
所　　属
職　　名

1

 野原精一 つくば市 元国立環境研究所室長

2

 福原晴夫 河北潟湖沼研究所 研究員

3

 岩熊敏夫 函館工業高等専門学校 名誉教授

4

 福井学 低温科学研究所 教授

5

 亀山哲 国立環境研究所 主幹研究員

6

 村田智吉 国立環境研究所 主幹研究員

7

 久田泰広 会津大学 准教授

8

 永坂正夫 金沢星稜大学 教授

9

 大森威宏 群馬県立自然史博物館 主幹

10

 佐藤雅俊 帯広畜産大学 助教

11

 大高明史 弘前大学 名誉教授

12

 柏原輝彦 JAMSTEC 副主任研究員

13

 木塚俊和 地方独立行政法人北海道立総合研究機構 主査

14

 梅澤和寛 静岡県立大学 助教

15

 Jackson M. Tsuji JAMSTEC Research Fellow

16

 久保響子 鶴岡工業高等専門学校 助教

17

 藤原英史 (株)ドキュメン タリーチャンネル 代表

18

 照井滋晴 NPO環境把握推進ネットワーク-PEG 代表

19

 竹下隼都 東邦大学 修士課程2年生

20

 加藤元輝 東邦大学 修士課程2年生

21

 福井学 北大低温研

研究集会開催期間 令和 7 年 3 月 5 日 〜 令和 7 年 3 月 5 日
研究目的 第18回本研究集会「多雪地帯に育まれる特有の湿原生態系と物質循環に関する研究」では，尾瀬地方におけるアカシボ現象，湿原生態系および物質循環に関する研究の継続的な研究成果を生物，化学，地学，情報学の視点から多岐にわたって報告し，情報共有するとともに，次年度に向けた研究の方向性について議論する。また，釧路湿原や熊沢田代など他の湿原の生態系や物質循環を調査している研究者にも講演をお願いし，尾瀬地方の研究成果と比較し，多雪地域における生態系と物質循環を特徴づける。
研究集会での様子1　研究集会での様子2　
研究内容・成果 「尾瀬国立公園における魚類相の分布~環境DNA解析による尾瀬ヶ原調査結果〜」亀山哲，今藤夏子，中嶋信美，松崎慎一郎（国立環境研究所）
「多雪地域尾瀬ヶ原における高層湿原の地すべり」野原精一（福島県尾瀬保護調査会）・村田智吉（国立環境研究所）・千賀有希子（東邦大学）・福原晴夫（河北潟研究所）
「尾瀬ヶ原の浅い池溏の課題-その1 -課題の整理と指紋状池溏-」福原晴夫（河北潟湖沼研究所）・永坂正夫（金沢星稜大学）・野原精一（福島県尾瀬保護調査会）・村田智吉（国立環境研究所）
「湿原の分類と名称、特に英文表記について」岩熊敏夫（北海道大学）
「田代山湿原周辺の斜面崩壊の観測 -合成開口レーダーとドローン映像による解析-」
　久田泰広・田中皓大・小川佳子・出村裕英（会津大学）
「太陽光発電事業地内で確認されたキタサンショウウオの保全事例（2）」照井滋晴（NPO，環境把握推進ネットワーク-PEG）
「多雪地帯に生成する山地土壌と湖沼底質中の鉄、有機物の移動・集積挙動について」村田智吉（国立環境研究所）・野原精一（福島県尾瀬保護調査会）
「湿原生態系における溶存有機物（DOM）の動態とその重要性」千賀有希子・竹下隼都
　渡邉健介（東邦大学）・野原 精一（福島県尾瀬保護調査会）
「尾瀬地域の標高が異なる泥炭湿原における溶存有機物（DOM）特性とDOMの太陽光分解を介した温室効果ガス放出速度」渡邉健介・千賀有希子（東邦大学）
「釧路湿原由来の溶存有機物（DOM）は塩分による凝集を受けるか？」竹下隼都・千賀有希子（東邦大学）
「尾瀬ヶ原に分布するイワナ個体群の集団構造：湿原による分断」山本俊昭（日本獣医生命科学大学）・野原精一（福島県尾瀬保護調査会）・藤原英史（ドキュメンタリーチャンネル）
「アカシボ粒子の中身を探る」久保響子（鶴岡工業高等専門学校）
「尾瀬ヶ原湿原から分離した糸状性メタン酸化細菌Crenothrixの特徴づけ」梅澤和寛（静岡県立大学）
「氷河期の遺存種ヤチカンバ生育地におけるウシ侵入攪乱5年後の植生」佐藤雅俊（帯広畜産大学）
研究集会での様子1　研究集会での様子2　
研究集会参加人数 18 人