共同研究報告書
研究区分 | 研究集会 |
研究課題 |
結晶表面・界面での相転移ダイナミクスに関するその場観察および理論 |
新規・継続の別 | 新規 |
研究代表者/所属 | 北大低温研 |
研究代表者/職名 | 教授 |
研究代表者/氏名 | 佐﨑元 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
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所 属
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職 名
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1 |
村田憲一郎 | 北大低温研 | 助教 |
2 |
長嶋 剣 | 北大低温研 | 助教 |
3 |
豊田威信 | 北大低温研 | 助教 |
4 |
島田 亙 | 富山大理学部 | 准教授 |
5 |
望月建爾 | 信州大学国際ファイバー工学研究所 | 助教 |
6 |
川西咲子 | 東北大多元研 | 助教 |
7 |
谷秋穂 | 北大院工 | 修士1年 |
8 |
齋藤祐幹 | 立命館大学理工学研究科 | 修士1年 |
9 |
山﨑智也 | 北大低温研 | 博士研究員 |
10 |
新家寛正 | 東北大金研 | 助教 |
11 |
本同宏成 | 広島大院生物圏科学研究科 | 講師 |
12 |
三浦 均 | 名古屋市立大院システム自然科学研究 | 准教授 |
13 |
佐藤正英 | 金沢大総合メディア基盤センター | 教授 |
14 |
勝野弘康 | 立命館大理工 | 助教 |
研究集会開催期間 | 平成 31 年 1 月 28 日 〜 平成 31 年 1 月 29 日 |
研究目的 | 雪・氷結晶の成長・融解は,気象・環境をはじめとした地球上の幅広い現象を左右するため極めて重要であるが,未だ不明な点が多い.そのメカニズムを分子レベルで理解するには,その場観察/計測実験による現象の定量的な把握と,それをモデル化するための理論的取り組みの両方が必要不可欠である.しかしながら,両分野の研究者が互いに集まり集中的に議論を行う機会は,日本国内では残念ながら大変少ない.そこで,結晶成長のその場観察実験や基礎メカニズムの解明に主眼をおく研究者を集め,1泊2日程度の徹底した議論を行うことを目的とする. |
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研究内容・成果 | 2019年1月28-29日の2日間にわたり,下記の研究集会を行い,活発な討論および情報交換を行った.なお,28日に発表を予定していた田中淳也氏(北大院工)が病気のために発表を取りやめた. プログラム 1月28日(月曜) 座長: 佐藤正英 13:00-13:30 高分解光学顕微鏡で見る氷-水成長・融解界面の構造とダイナミクス 村田憲一郎(北海道大学低温科学研究所) 13:30-14:00 気相成長する氷表面に与える酸性ガスの影響 長嶋 剣(北海道大学低温科学研究所) 14:00-14:30 海氷の結晶成長の特徴 豊田威信(北海道大学低温科学研究所) 14:30-14:50 休憩 座長: 三浦 均 14:50-15:20 成長する雪結晶の三次元形態-非対称性とその原因- 島田 亙(富山大学理学部) 15:20-15:50 分子動力学計算を用いた不凍タンパク質と氷の相互作用の研究 望月建爾(信州大学国際ファイバー工学研究所) 15:50-16:20 SiCの高温溶液成長界面のその場観察 川西咲子1,吉川健2,柴田浩幸1(1東北大学多元物質科学研究所, 2東京大学生産技術研究所) 16:20-16:40 休憩 座長:長嶋 剣 16:40-17:10 Monte Carlo解析による円板および円板-球混合系の構造と 溶解特性の評価 谷秋穂,谷井勇太郎,寺田健一,原田周作 (北海道大学工学院) 17:10-17:30 擬似体液中でのリン酸カルシウム化合物の形成 齋藤祐幹, 勝野弘康, 平井豪, 中田俊隆(立命館大学理工学研究科) 17:30-17:50 非晶質相を経由する炭酸マグネシウム水和物の形成プロセス 田中淳也・川野 潤・永井隆哉(北大院理)・Henry Teng(天津大学) 18:15- 懇親会:研究棟2階講義室(215室) 1月29日(火曜) 座長:村田憲一郎 9:00-9:30 透過型電子顕微鏡による溶液からの結晶化“その場”観察法の検討 山﨑智也(北海道大学低温科学研究所) 9:30-10:00 水溶液中の有機分子のプラズモン光学捕捉による結晶化 新家寛正1, 杉山輝樹2,3,4, 宇田聡1, 田川美穂5, 宇治原徹5, 宮本克彦6,7, 尾松考茂6,7(1東北大学金属材料研究所, 2国立交通大学応用化学系, 3国立交通大学新世代功能性物質研究センター, 4奈良先端科学技術大学院 大学物質創成科学領域,5名古屋大学未来材料・システム研究所, 6千葉大学大学院光学研究院, 7千葉大学分子キラリティ研究センター) 10:00-10:30 油脂結晶の固相-固相転移 本同宏成(広島大学大学院生物圏科学研究科) 10:30-10:50 休憩 座長:佐﨑 元 10:50-11:20 フェーズフィールド法によるステップダイナミクスの再現 三浦 均(名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科) 11:20-11:50 パッチ粒子の形成する2次元構造 佐藤正英(金沢大学情報メディアセンター) 11:50-12:20 結晶粉砕実験における動的臨界核サイズ 勝野弘康, 上羽牧夫(立命館大理工, 愛工大自然) |
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研究集会参加人数 | 18 人 |