共同研究報告書
研究区分 | 一般研究 |
研究課題 |
積雪の新国際分類法に対応した従来の国内積雪分類方法の改訂 |
新規・継続の別 | 新規 |
研究代表者/所属 | 北大低温研 |
研究代表者/職名 | 助教 |
研究代表者/氏名 | 的場澄人 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
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所 属
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職 名
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1 |
西村浩一 | 名古屋大学 | 教授 |
2 |
尾関俊浩 | 北海道教育大学 | 教授 |
3 |
山口悟 | 防災科研雪氷防災研究センター | 主任研究員 |
4 |
本吉弘岐 | 防災科研雪氷防災研究センター | 主任研究員 |
5 |
八久保晶弘 | 北見工大 | 教授 |
6 |
竹内由香里 | 森林総合研究所森林防災研究領域 | 試験地長 |
7 |
榊原健一 | 北海道医療大学 | 准教授 |
8 |
勝島隆史 | 森林総合研究所十日町試験地 | 主任研究員 |
研究目的 | 積雪断面観測は、寒冷圏の積雪の観測の最も基本的な観測の一つであり、その地点での積雪の特性やその時点での積雪を知るために行われる。現在、日本国内で用いられている雪質分類は、2009年にはIACS(国際寒冷圏科学協会)が国際分類を見直し、UNESCOから、「International Classification for Seasonal Snow on the Ground」が出版された分類に準拠していない. 本申請研究の目的は、(1)2009年に出版された新国際分類を翻訳し、解釈を明確にすること、(2)現在、国内で行われている観測に適応させた、国内向けの積雪分類の改訂版を作製すること、である。 |
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研究内容・成果 | 国際分類が成立した経緯と内容,日本の分類方法との違いについて情報共有し,国際分類に基づいた新しい分類方法を制定することと国際分類を日本語に翻訳することを決定し,翻訳を開始した. 決定された方針は以下の通り 新分類について ・2009 年に出版された新国際分類について,全ての内容の翻訳を行う. ・WG において作成した国際分類の翻訳版の案を分科会に公開し,ヒアリングを行う. ヒアリングの実施にあたっては,WG での検討内容を雪氷学会員に公表し,分科会へ のヒアリングを行う旨を事前にアナウンスする. 日本の積雪分類見直しについて ・国際分類の大分類を日本の積雪分類に移行する形で,積雪分類の改定を行う. ・人工雪を新しく分類に加える. ・各分類の定義を国際分類の内容に統一し,変更点については説明を記載する. ・日本の積雪分類の名称については変更を行わない. 上記の方針に沿い,翻訳した分類について,査読を行い,翻訳者に戻して,改稿を現在進めている. |
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成果となる論文・学会発表等 |