共同研究報告書
研究区分 | 一般研究 |
研究課題 |
偏光板回転式顕微鏡による不凍蛋白質存在有無での氷結晶成長様式の観察 |
新規・継続の別 | 新規 |
研究代表者/所属 | 自宅:大阪府豊能郡豊能町ときわ台6-14-22 |
研究代表者/職名 | 大阪大学名誉教授 |
研究代表者/氏名 | 松浦良樹 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
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所 属
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職 名
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1 |
真木孝雄 | 独立 | Optical Designer |
2 |
佐崎元 | 北大低温研 |
研究目的 | 氷の結晶成長に関しては、未だ未解明の部分が多く残されている。本研究は、不凍蛋白質の氷結晶成長への影響を観察し、マクロな目で成長状態を見ようとするものである。また他の結晶性物質について対象を広げることも可能である。偏光回転式顕微鏡は我々のグループが長年取り組んできたものであり、すでに手動式のものは完成している。本装置の利点は、普通は試料をクロスニコル偏光下で回転し、試料のどの一点においても偏光回転による光度変化を同時に観察できることにある。これにより試料内の欠陥などの位置が明瞭に観察できることになる。ちなみに、試料を回転させると観察点が移動し、特定の試料位置の変化を追跡できないのである。 |
研究内容・成果 | これまでの研究により、すでに手動式偏光回転顕微鏡(写真1)を完成し、実用化に供することが可能となっている。また本共同研究では、コンピュータ制御によりクロスニコルを回転させ、試料の任意の位置、サイズにおいて偏光回転による光度変化を記録できるようにした(写真2)。今後は実用化に向け研究を進める予定である。 |
成果となる論文・学会発表等 |