共同研究報告書
研究区分 | 研究集会 |
研究課題 |
結晶表面・界面での成長素過程のその場観察と理論 |
新規・継続の別 | 新規 |
研究代表者/所属 | 北大低温研 |
研究代表者/職名 | 教授 |
研究代表者/氏名 | 佐崎 元 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
|
所 属
|
職 名
|
|
1 |
木村勇気 | 北大低温研 | 准教授 |
2 |
古川義純 | 北大低温研 | 特任教授 |
3 |
塚本史郎 | 阿南工専 | 教授 |
4 |
奥田雄一 | 東工大院理工 | 教授 |
5 |
杉本敏樹 | 京大院理 | 助教 |
6 |
小笠洋介 | 立命館大理工 | 修士1年 |
7 |
John Russo | 東大生産研 | 特任助教 |
8 |
望月建爾 | 岡山大院理 | 特任助教 |
9 |
上羽牧夫 | 名古屋大院理 | 教授 |
10 |
勝野弘康 | 立命館大理工 | 助教 |
11 |
長嶋 剣 | 北大低温研 | 助教 |
12 |
村田憲一郎 | 北大低温研 | 助教 |
13 |
麻川明俊 | 北大低温研 | 博士研究員 |
研究集会開催期間 | 平成 27 年 1 月 22 日 〜 平成 27 年 1 月 23 日 |
研究目的 | 雪・氷結晶の成長・融解は,気象・環境をはじめとした地球上の幅広い現象を左右するため極めて重要であるが,未だ不明な点が多い.そのメカニズムを分子レベルで理解するには,その場観察/計測実験による現象の定量的な把握と,それをモデル化するための理論的取り組みの両方が必要不可欠である.しかしながら,両分野の研究者が互いに集まり集中的に議論を行う機会は,日本国内では残念ながら大変少ない.そこで,結晶成長のその場観察実験や基礎メカニズムの解明に主眼をおく研究者を集め,1泊2日程度の徹底した議論を行うことを目的とする. |
|
|
研究内容・成果 | 2015年1月22-23日の2日間にわたり,北海道大学低温科学研究所3階講堂において,下記の研究集会を行い,活発な議論および情報交換を行った. プログラム 1月22日(木曜日) 座長:佐﨑 元 13:00-13:05 所長あいさつ 江淵直人(北海道大学低温科学研究所) 13:05-13:10 はじめに 佐﨑 元(北海道大学低温科学研究所) 13:10-13:50 溶液成長、溶解過程のTEM中その場観察の挑戦 木村勇気(北海道大学低温科学研究所) 13:50-14:30 氷の自励振動成長 古川義純(北海道大学低温科学研究所) 14:30-15:10 GaAs(001)表面InAs量子ドットMBE成長素過程その場STM観察 塚本史郎(阿南工業高等専門学校) 15:10-15:30 休憩 座長:塚本史郎 15:30-16:10 量子固体(4He)の平衡形について 奥田雄一(東京工業大院理工学研究科) 16:10-16:50 Pt(111)表面上に成長させた強誘電氷薄膜に関する分光学的研究 杉本敏樹(京都大学大学院理学研究科) 16:50-17:30 1-ドデカンチオール自己組織化膜が吸着したAu(111)表面における エッチピット の形成 小笠洋介, 勝野弘康, 平井豪, 中田俊隆(立命館大学理工学部) 17:30-17:50 休憩 座長:勝野弘康 17:50-18:30 New metastable form of ice and its role in the homogeneous crystallization of water John Russo(東京大学生産技術研究所) 18:30-19:10 分子動力学法を用いた氷の融解メカニズムの解明 望月建爾(岡山大学大学院自然科学研究科) 19:30- 懇親会 1月23日(金曜日) 座長: 長嶋 剣 9:00-9:40 直線状粒子源に誘導された櫛状ステップパターン -格子モデルと フェイズフィールドモデル- 上羽牧夫(名古屋大学大学院理学研究科) 9:40-10:20 Ballistic Deposition 模型による結晶ドメインの粗大化 勝野弘康(立命館大学理工学部) 10:20-10:40 休憩 座長: 上羽牧夫 10:40-11:10 氷表面の結晶成長に与える塩化水素ガスの効果 長嶋 剣(北海道大学低温科学研究所) 11:10-11:40 氷結晶上における擬似液体層の動的濡れ現象 -顕微鏡その場観察による界面張力・ 粘性係数の直接測定- 村田憲一郎(北海道大学低温科学研究所) 11:40-12:20 高分解能光学顕微鏡が解き明かす氷の表面融解 麻川明俊(北海道大学低温科学研究所) |
|
|
研究集会参加人数 | 22 人 |