共同研究報告書
研究区分 | 研究集会 |
研究課題 |
微生物から捉える陸および水環境の物質循環と環境保全(2) |
新規・継続の別 | 継続(平成25年度から) |
研究代表者/所属 | 北大低温研 |
研究代表者/職名 | 教授 |
研究代表者/氏名 | 福井学 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
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所 属
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職 名
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1 |
嶋田敬三 | 首都大理工 | 特任教授 |
2 |
花田智 | 産総研 | 主幹研究員 |
3 |
小泉嘉一 | 玉川大学術研 | 特別研究員 |
4 |
田渕敬一 | 大阪府庁 | 主査 |
5 |
平尾聡秀 | 東大秩父演習林 | 講師 |
6 |
片野俊也 | 佐賀大低平地沿岸海域研 | 准教授 |
7 |
中川達功 | 日大生物資源学部 | 専任講師 |
8 |
程木義邦 | 慶応大経済 | 講師 |
9 |
鏡味麻衣子 | 東邦大理学部生命圏環境科学科 | 講師 |
10 |
石井浩介 | 石川島播磨重工 | 課長補佐 |
11 |
村上正志 | 千葉大理 | 准教授 |
12 |
但木優介 | 環境技術センター | 研究員 |
13 |
東岡由里子 | 高知高専 | 助教 |
14 |
岡田久子 | 明治大農 | 研究員 |
15 |
加茂野晃子 | 首都大理工 | 研究員 |
16 |
丸山正 | JAMSTEC | プログラムリーダー |
17 |
玉澤聡 | 産総研 | 博士研究員 |
18 |
藤本淳治 | ヤクルト中央研究所 | 研究員 |
19 |
春田伸 | 首都大理工 | 准教授 |
20 |
小島久弥 | 北大低温研 | |
21 |
久保響子 | 北大低温研 |
研究集会開催期間 | 平成 27 年 2 月 19 日 〜 平成 27 年 2 月 20 日 |
研究目的 | 森林などの陸環境や湖沼、沿岸海洋などの水環境は人為的な汚染の影響を受けやすい。近年解析手法の進展により、未解明な素過程の存在が指摘されてきており、物質循環過程を網羅的に把握 するフェーズに至っている。本研究集会では、水環境の物質循環研究において異なるアプローチをしている研究者を一堂に会し、研究発表及び議論を行うことにより、今後の物質循環研究の新基軸を提案することを目的とする。 |
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研究内容・成果 | 本研究集会は、下記に示すように3つのセッションに分けて講演を行い、今後の物質循環研究の新基軸を提案し、寒冷圏のみならず富栄養化防止、化学物質汚染の生物学的浄化および保全に資する活発な議論が行なわれた。 2015年2月19日(木) <アカシボ-湿原系セッション> 座長:野原精一 13:30〜14:00 野原精一(国立環境研究所) 「尾瀬ケ原・尾瀬沼の水・物質循環とアカシボ発生」 14:00〜14:30 福原晴夫(河北潟湖沼研究所)「雪氷動物におけるアカシボ動物の位置づけと雪生態学」 14:30〜15:00 千賀有希子(東邦大・理・化) 「湿原における腐食物質動態に関する研究」 15:00〜15:30 藤原英史(ドキュメンタリーチャンネル) 「アカシボ粒子中に含まれるバクテリアの顕微鏡観察」 15:30〜16:00 小玉哲大・石原 範幸(フォテク)「UAVを用いた雪氷の調査と解析技術」(仮題) 16:00〜16:30 休憩 16:30〜18:00 「2015年尾瀬調査打合せ」 2015年2月20日(金) <陸水・土壌・都市系セッシン> 座長:小島久弥 9:00 〜 9:05 低温科学研究所長挨拶 江淵直人 9:05 〜 9:30 渡邉友浩(北大・低温研)「淡水湖沼環境で優占する硫黄酸化細菌の特定とゲノム解析」 9:30 〜10:00 東岡由里子(高知高専)「石狩油田土壌から分離した炭化水素耐性ゲランガム分解菌」 10:00〜10:30 押木 守(長岡高専) 「サイクルNを廻せ!〜嫌気性アンモニア酸化(anammox)細菌の生活環と生存戦略〜」 10:30〜11:00 鏡味麻衣子・野崎大貴(東邦大・理・生命圏環境科学) 「湖沼に潜む多様な菌類の検出と機能の解明」 11:00〜11:30 岡田久子(明治大・農) 「早瀬の濾過食性トビケラに対する直上流の平瀬における付着藻類の役割」 11:30〜12:00 田渕敬一(大阪府庁) 「都市域河川及び閉鎖性海域における水環境保全の課題と微生物学的な視点からのアプローチの可能性」 <海洋系セッション> 座長:嶋田敬三 13:00〜13:30 片野俊也(海洋大) 「有明海の夏季の赤潮原因藻Chattonella marinaとAkashiwo sanguineaの関係」 13:30〜14:00 大石(丸山)和恵(東京工芸大) 「海洋哺乳類の感染症」 14:00〜14:30 中川達功(日大・生物資源) 「アマモ群落に生息する微生物による地球温暖化ガスN2O固定の可能性」 14:30〜14:45 休憩 14:45〜15:30 高野淑識(JAMSTEC)「ANMEの生化学:海底下のアーキアによるメタノトロフィーとピルビン酸経路の分子レベル追跡」 15:30〜16:00 久保響子(鶴岡高専)「浅い部分循環湖における硫酸還元菌とメタン酸化細菌の鉛直分布」 16:00〜16:45 丸山 正(JAMSTEC) 「深海化学合成共生系と共生工学」 16:45〜17:30 嶋田敬三(首都大・理工) 「総合討論」 |
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研究集会参加人数 | 26 人 |