共同研究報告書
研究区分 | 研究集会 |
研究課題 |
惑星地形・地層の成因と発達機構に関する研究集会 |
新規・継続の別 | 継続(平成23年度から) |
研究代表者/所属 | 大阪工業大学 |
研究代表者/職名 | 教授 |
研究代表者/氏名 | 横川美和 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
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所 属
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職 名
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1 |
泉典洋 | 北海道大学工学研究科 | 教授 |
2 |
山田朋人 | 北海道大学工学研究科 | 准教授 |
研究集会開催期間 | 平成 25 年 8 月 24 日 〜 平成 26 年 10 月 26 日 |
研究目的 | 近年の観測技術の著しい進展とともに,惑星表面について非常に高い解像度の画像が得られるようになり,それらの画像から惑星地質や気候史を推定する研究が進みつつある.特に火星からは地球上の地形・地層に類似するものが見いだされている.本研究集会では,惑星画像の解析を行う惑星科学者と堆積学や地形学,土砂水理学,雪氷学,物理学の専門家が一堂に会して情報を交換し合うことによって,地球上でのアナログ現象・地形との共通点や相違点を明らかにし,惑星地形・地層の成因と発達機構の解明に資することを目的とする. |
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研究内容・成果 | 今年度は研究集会を2回行った.1回目は8月24日に交流ラウンジで,2回目は10月25日―26日に講堂にて.2回目の集会はその前に行われていた衝突研究会に連続して開催され,双方の参加者の交流を持つ事ができた. 第1回 2013年8月24日13:00〜18:30 Opening N. IZUMI Hokkaido Univ. 13:00 K. NAITO Hokkaido Univ. Experiments on ice steps 13:30 K. TANIGUCHI Nagoya Univ.,2D numerical simulation on migration and accumulation of snow bedforms 14:00 Y. YOSHIKAWA Kitami Institute of Technoloy Field Observation of a River Ice Jam in the Shokotsu River in February 2010 14:30 T. SAWAGAKI Hokkaido Univ. Analogy between the subglacial meltwater hypothesis and the Channeled Scabland: An implication for the Marian fluvial landforms. 15:15 K. HASEGAWA Hokkai Suiko Consultant 砂州性蛇行の形成に関する線形安定解析 15:45 M.J. UDDIN Hokkaido Univ. Bar Instability with Bank Erosion 16:15 Y. WATANABE Kitami Institute of Technoloy Hydraulic Experiment on Formation Process of Braided Channels using Wide Flume 17:00 T. INOUE Civil engineering research institute for cold regions Effects of sediment supply on bedrock channel morphology 17:30 M. YOKOKAWA OITechnology Cyclic steps by bedrock incision 18:00 G. PARKER Univ. Illinois Closing Ralf GREVE ILTS, Hokkaido Univ. 第2回 2013年10月25日 15:30 地球と火星の巨大洪水地形の比較(ポスター紹介)○岡野未来 東大 15:40 回転水槽内に発生するステップ地形(ポスター紹介)○有雅正修他 北大 15:50 衝突研究会からのポスター発表タイトル紹介 ○鈴木絢子 宇宙航空研 15:55 Iceland Myvatn湖周辺のpseudocrater について 野口里奈・○栗田敬 東大 16:55 幾何学模型による砂丘のダイナミクスの記述と解析 ○西森拓 広島大 17:40-18:30 ポスターセッション1 2013年10月26日 9:00 火星表層における物質運動プロセス 黒川愛香・○栗田敬 東大 9:30 開水路において射流により氷表面に形成された波状地形の形態 ○横川美和他 大工大 10:00 格子ボルツマン法を用いた土砂粒子の移動モデルと砂丘ダイナミクス ○中本 達哉 広島大 10:30 乱流によって形成される氷上のベッドフォーム ○内藤健介他 北大 11:15 バルハン砂丘の形成及び移動過程に関する力学系模型 ○新屋啓文 広島大 11:45 グリーンランドにおける近年の氷河氷床変動 ○杉山慎 北大低温研 13:30 ポスターセッション2 14:15 海底チャネルの発達:水槽実験による検討 ○成瀬元 京大 14:45 風の吹く砂床上でのスプラッシュ過程の数値的考察 ○田邊章洋 広島大 15:15 板状の物体が斜面を滑降する際に発生する形状不安定現象 ○泉典洋・遠藤徳孝 北大 |
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研究集会参加人数 | 38 人 |