共同研究報告書
研究区分 | 研究集会 |
研究課題 |
結晶表面・界面での成長カイネティクスの理論とその場観察 |
新規・継続の別 | 新規 |
研究代表者/所属 | 北大低温研 |
研究代表者/職名 | 教授 |
研究代表者/氏名 | 佐崎元 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
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所 属
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職 名
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1 |
日比野浩樹 | NTT物性科学基礎研 | 主任研究員 |
2 |
塚本史郎 | 阿南工専日亜科学寄付講座 | 教授 |
3 |
今井宏明 | 慶応大院工 | 教授 |
4 |
石坂昌司 | 広島大院理 | 准教授 |
5 |
細川陽一郎 | 奈良先端大院物質創成 | 准教授 |
6 |
奥津哲夫 | 群馬大工 | 教授 |
7 |
灘博樹 | 産総研・環境管理 | 主任研究員 |
8 |
勝野弘康 | 名古屋大学VBL | 研究員 |
9 |
鈴木良尚 | 徳島大院工 | 准教授 |
10 |
佐藤正英 | 金沢大情報センター | 教授 |
11 |
本同宏成 | 広島大院生物圏 | 講師 |
12 |
麻川明俊 | 北大低温研 | 博士研究員 |
13 |
古川義純 | 北大低温研 | 教授 |
14 |
長嶋剣 | 北大低温研 | 助教 |
研究集会開催期間 | 平成 26 年 1 月 14 日 〜 平成 26 年 1 月 15 日 |
研究目的 | 雪・氷結晶の成長・融解は,気象・環境等の地球上の幅広い現象を左右するため極めて重要であるが,未だ不明な点が多い.その機構を分子レベルで理解するには,その場観察/計測実験による現象の定量的な把握と,それをモデル化するための理論的取り組みの両方が必要不可欠である.しかし,両分野の研究者が互いに集まり集中的に議論を行う機会は,日本国内では残念ながら大変少ない.そのような場としては,日本結晶成長学会の基礎分科会が挙げられるが,年1日程度しか機会が得られていないのが現状である.そこで,結晶成長のその場観察実験や基礎メカニズムの解明に主眼をおく研究者を集め,1泊2日程度の徹底した議論を行うことを目的とした. |
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研究内容・成果 | 北大低温研の講堂において,下記の12の研究発表が行われた.結晶成長のその場観察と理論の最新の展開について,活発な議論が行われた. 1月14日(火曜日) 座長:佐﨑 元 13:00-13:40 グラフェンの大面積成長とナノ構造形成のその場観察 日比野浩樹(NTT物性科学基礎研究所) 13:40-14:20 化合物半導体表面での分子線エピタキシィ成長その場STM観察 塚本史郎(阿南工業高等専門学校日亜化学寄附講座) 14:20-15:00 ねじれ結晶成長における濃度場の振動現象 今井宏明1,茨城俊介1,緒明佑哉1,荒木優希2,忍健太郎2, 塚本勝男2,佐崎元3 (1慶應義塾大学大学院理工学研究科,2東北大学理学部理学研究科, 3北海道大学低温科学研究所) 15:00-15:20 休憩 座長:今井宏明 15:20-16:00 レーザー捕捉法を用いた単一エアロゾル微小水滴の化学 石坂昌司(広島大学大学院理学研究科化学専攻) 16:00-16:40 フェムト秒レーザーによる顕微鏡下での氷化の時空間制御 細川陽一郎(奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科) 16:40-17:20 膜タンパク質の光誘起結晶化に挑む 奥津哲夫・伊平寛・栗田晋吾・高橋浩・園山正史 (群馬大学大学院理工学府) 17:20-17:40 休憩 座長:佐藤正英 17:40-18:20 蓚酸カルシウム一水和物による氷核生成促進機構 灘 浩樹(産業技術総合研究所),石川 雅也(農業生物資源研究所), 越後 拓也(滋賀大学) 18:20-18:40 高濃度不純物が吸着した表面での2次元島拡散の増大 勝野弘康1, 佐藤正英2 (1名古屋大学VBL, 2金沢大学総合メディアセンター) 19:30- 懇親会 下記会場までタクシーに分乗(別に地図有り) 海鮮食堂 海 〒060-0807 北海道札幌市北区北7条西4-8-3 北口ヨシヤビルB1 1月15日(水曜日) 座長: 勝野弘康 9:00-9:40 タンパク質結晶化研究への新たなる試み 鈴木良尚(徳島大院STS),藤原貴久(徳島大院SAS), 細川晃平 (徳島大院先端),塩澤宏章(徳島大院先端) 9:40-10:20 一様外力下でのブラウン粒子の結晶化における壁面の効果 佐藤正英 (金沢大学総合メディア基盤センター) 10:20-10:40 休憩 座長: 鈴木良尚 10:40-11:20 油脂結晶の融液成長観察 本同宏成(広島大学大学院生物圏科学研究科) 11:20-12:00 氷ベーサル面上で生じる表面融解と単位ステップの 成長カイネティクス 麻川明俊1,佐﨑元1,横山悦郎2,長嶋剣1,中坪俊一1,古川義純1 (1北海道大学低温科学研究所,2学習院大学計算センター) 終了 |
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研究集会参加人数 | 20 人 |