共同研究報告書
| 研究区分 | 一般研究 | 
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       研究課題  | 
	季節海氷生態系低次生産機構の構造と機能の解明 | 
| 新規・継続の別 | 新規 | 
| 研究代表者/所属 | 創価大学・工学部・環境共生工学科 | 
| 研究代表者/職名 | 教授 | 
| 研究代表者/氏名 | 田口哲 | 
| 研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
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       氏  名 
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       所  属 
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       職  名 
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       1  | 
    服部寛 | 北海道東海大学 | 教授 | 
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       2  | 
    濱崎恒二 | 東京大学 | 准教授 | 
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       3  | 
    本川正三 | 創価大学 | 大学院後期課程3年 | 
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       4  | 
    片山智代 | 創価大学 | 大学院後期課程2年 | 
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       5  | 
    桝田安啓 | 創価大学 | 大学院前期課程1年 | 
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       6  | 
    西岡純 | 北大低温研 | |
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       7  | 
    的場澄人 | 北大低温研 | |
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       8  | 
    Kok Sau Pin | 創価大学 | 助教 | 
| 研究目的 | 季節海氷が冬季に形成され、よく発達するモデル海域としてオホーツク沿岸氷海域を選び、現場での観測・実験をもとに冬季に発達する海氷中の生物群集の構造を明らかにして、その機能を各生物群ごとに明らかにすることを目的とする。これまでに測定方法の確立したアイス・アルジーの光合成電子伝達速度の測定を用いて、光合成弱光適応戦略を強光にたいする応答を明らかにすることを目的とする。 | 
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| 研究内容・成果 | モデル実験海域をサロマ湖に設定し、海氷が結氷した3月上旬にガンバ観測と実験を実施した。この実験には、北大低温研からアイル・コアラーを借用して行った。以下の項目について、各分担者が責任を持って行った。 1)海氷発達盛期における海氷内部構造、特にブライン・チャネルの物理構造の把握。 2)海氷発達盛期における海氷および海氷中溶存無機栄養塩濃度の把握。 3)海氷発達盛期におけるアイス・アルジー群集の機能を解明するための新しい方法論の確立。特に、アイス・アルジー群集の強光適応についての現場実験の方法の確立と解明。  | 
  
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| 成果となる論文・学会発表等 | T. Katayama and S. Taguchi. Photoprotective responses of an ice algal community in Saroma-Ko, Lagoon, Hokkaido, Japan. 36:1431-1439. 2013 |