共同研究報告書
研究区分 | 研究集会 |
研究課題 |
星間物質ワークショップ2012 |
新規・継続の別 | 新規 |
研究代表者/所属 | 北大低温研 |
研究代表者/職名 | 教授 |
研究代表者/氏名 | 渡部直樹 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
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所 属
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職 名
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1 |
Adwin Boogert | カリフォルニア工科大 | 研究員 |
2 |
Holger S. P. Müller | ケルン大 | 研究員 |
3 |
Vianney Taquet | グルノーブル大 | Ph.D student |
4 |
Patrice Theulé | エクスアンプロヴァンス大 | 准教授 |
5 |
Eric Herbst | バージニア大 | 教授 |
6 |
Nathan Crockett | ミシガン大 | Ph.D student |
7 |
岡田邦宏 | 上智大理工 | 准教授 |
8 |
下西 隆 | 神戸大理 | PD |
9 |
Ralf I..Kaiser | ハワイ大 | 教授 |
10 |
Yu-Jong Wu | 国立放射光リサーチセンター | 研究員 |
11 |
出口修至 | 国立天文台 | |
12 |
荒木光典 | 東京理科大理 | 助教 |
13 |
飯高敏晃 | 理研 | 専任研究員 |
14 |
天埜堯義 | ウォータールー大 | 教授 |
15 |
谷口琴美 | 東邦大理 | B4 |
16 |
青田拓大 | 神戸大理 | D2 |
17 |
平原靖大 | 名古屋大環境 | 准教授 |
18 |
石本大貴 | 京都大理 | M2 |
19 |
野村英子 | 京都大理 | 助教 |
20 |
酒井祐輔 | 富山大理工 | M1 |
21 |
高野秀路 | 国立天文台野辺山 | 助教 |
22 |
米津朋尚 | 国立天文台野辺山 | 研究支援員 |
23 |
橘 省吾 | 北海道大理 | 講師 |
24 |
大石雅寿 | 国立天文台天文データセンター | センター長 |
25 |
鈴木大輝 | 総合研究大 | M1 |
26 |
山本 智 | 東京大理 | 教授 |
27 |
江波進一 | 京都大白眉センター | 准教授 |
28 |
渡邉祥正 | 東京大理 | 特任助教 |
29 |
松島房和 | 富山大理工 | 教授 |
30 |
相馬達也 | 東京大理 | M2 |
31 |
古家健次 | 神戸大理 | D2 |
32 |
山岸光義 | 名古屋大理 | D2 |
33 |
圦本尚義 | 北海道大理 | 教授 |
34 |
田中秀和 | 北大低温研 | 准教授 |
35 |
薮田ひかる | 大阪大理 | 助教 |
36 |
左近 樹 | 東京大理 | 助教 |
37 |
島尻芳人 | 国立天文台野辺山 | PD |
38 |
元木勇太 | 東邦大環境 | D2 |
39 |
藪下彰啓 | 京都大工 | 助教 |
40 |
尾坂和哉 | 弘前大理工 | B4 |
41 |
猿楽祐樹 | JAXA | 招聘職員 |
42 |
中野祐司 | 理研 | 研究員 |
43 |
香内 晃 | 北大低温研 | 教授 |
44 |
日高 宏 | 北大低温研 | 助教 |
45 |
羽馬哲也 | 北大低温研 | 助教 |
46 |
大場康弘 | 北大低温研 | 特任助教 |
47 |
桑畑和明 | 北大低温研 | M2 |
48 |
渡部直樹 | 北大低温研 | 教授 |
49 |
小林かおり | 富山大理 | 准教授 |
50 |
相川祐理 | 神戸大理 | 准教授 |
研究集会開催期間 | 平成 24 年 10 月 17 日 〜 平成 24 年 10 月 19 日 |
研究目的 | 研究集会の主題である星間物質の研究は,宇宙空間で物質がどのように形成し,どこまで複雑になりうるかという根元的な疑問に挑戦するものである.また,極低温下での物質進化は地球惑星科学,天文学,化学・物理学の広い分野の研究者にとって興味深い研究対象である.本集会では、宇宙における物質進化や星間物質,低温環境下での化学・物理プロセスなどに関心をもつ研究者が国内外から集まり,それぞれの研究成果を発表し問題意識を共有する.化学,惑星科学,物理学,天文学の専門家が「星間物質」をキーワードに一堂に会すことにより,単一の分野では出来ない新たな学問的展開をめざす.英語による国際シンポジウムの形態で開催する. |
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研究内容・成果 | 本研究集会は2年に一度開催しており,2008年からは国際ワークショップとして活動している.本年は国際化後3回目のワークショップで,例年同様,さまざまな分野から50名の方々に参加して頂いた.そのうち9名が海外からの参加者であった.二日半の会期で21件(うち招待講演9件)の口頭発表,20件のポスター発表が行われた.研究手法による内訳は観測9件,モデル・計算8件,実験・分析14件であった.実験・分析に関する発表が若干多いものの,手法による大きな偏りはなくバランスがとれていた.同じ手法の研究発表が延々と続くことがなかったので,参加者も飽きることなく講演に集中できた. 本年の集会の特徴として20〜30歳代の若手研究者による発表が多かったことが挙げられる.そのこともあり,活気あふれる集会になった.招待講演者は天文観測(固相,気相),モデル計算,室内実験(固相・気相のダイナミクス,気相分光)の専門家を,国際的に活躍している若手を中心に依頼した.一般講演からは,招待講演の話題と相補的な内容のものを選んで口頭発表して頂いた.本研究集会を通して異分野研究者間の関係も継続的なものになっている. 主な口頭発表を以下に列挙する. ・Observations of Interstellar Ices ・Ice chemistry in the Magellanic Clouds ・Recent Results from the HEXOS GT Key Program ・COM's and Their Formation in Assorted Sources ・Interaction of Charged Particles with Kuiper Belt Ices and Astrobiological Implications ・The chemistry of interstellar ice: the case of purely thermal reactions ・Cold ion chemistry using the ion trap technique ・The Cologne Database for Molecular Spectroscopy: Recent Developments and Outlook for ALMA |
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研究集会参加人数 | 50 人 |