共同研究報告書
研究区分 | 研究集会 |
研究課題 |
その場観察と理論による氷結晶成長素過程の解明 |
新規・継続の別 | 新規 |
研究代表者/所属 | 北大低温研 |
研究代表者/職名 | 教授 |
研究代表者/氏名 | 佐崎元 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
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所 属
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職 名
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1 |
鈴木良尚 | 徳島大院工 | 准教授 |
2 |
藤原貴久 | 徳島大院工 | 教務補佐員 |
3 |
佐藤正英 | 金沢大情報センター | 教授 |
4 |
勝野弘康 | 学習院大計算センター | 助教 |
5 |
上野聡 | 広島大院生物圏科学 | 教授 |
6 |
奥津哲夫 | 群馬大院工 | 教授 |
7 |
吉本則之 | 岩手大院工 | 教授 |
8 |
中田俊隆 | 立命館大理工 | 教授 |
9 |
柿本浩一 | 九州大応力研 | 教授 |
10 |
川野潤 | 北大創成 | 助教 |
11 |
麻川明俊 | 北大低温研 | 博士研究員 |
12 |
長嶋剣 | 北大低温研 | 助教 |
13 |
古川義純 | 北大低温研 | 教授 |
研究集会開催期間 | 平成 25 年 1 月 24 日 〜 平成 25 年 1 月 25 日 |
研究目的 | 雪・氷結晶の成長・融解は,気象・環境等の地球上の幅広い現象を左右するため極めて重要であるが,未だ不明な点が多い.その機構を分子レベルで理解するには,その場観察/計測実験による現象の定量的な把握と,それをモデル化するための理論的取り組みの両方が必要不可欠である.しかし,両分野の研究者が互いに集まり集中的に議論を行う機会は,日本国内では残念ながら大変少ない.そのような場としては,日本結晶成長学会の基礎分科会が挙げられるが,年1日程度しか機会が得られていないのが現状である.そこで,結晶成長のその場観察実験や基礎メカニズムの解明に主眼をおく研究者を集め,1泊2日程度の徹底した議論を行うことを目的とした. |
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研究内容・成果 | 北大低温研の講堂において,下記の12の研究発表が行われた.結晶成長のその場観察と理論の最新の展開について,活発な議論が行われた. 1月24日(木曜日) 座長:佐﨑 元 13:00-13:40 タンパク質のエピタキシャル成長 中田俊隆(立命館大学 理工学部) 13:40-14:20 光化学でタンパク質の結晶を作る 奥津哲夫(群馬大学大学院 工学研究科) 14:20-15:00 2次元X線回折による有機半導体薄膜の成長初期過程の リアルタイム観察 吉本則之(岩手大学 工学部) 15:00-15:20 休憩 座長:中田俊隆 15:20-16:00 2次元核生成を考慮したSiC結晶多形の制御 柿本 浩一1,白桃拓哉1,高 冰1,中野 智1,西澤伸一2,寒川 義裕1 (1九州大学応用力学研究所,2産業総合技術研究所) 16:00-16:40 相互作用の制御によるナノ粒子の結晶化制御 鈴木良尚(徳島大学大学院 ソシオテクノサイエンス研究部) 16:40-17:20 異種タンパク質存在下でのタンパク質結晶の平衡温度 藤原貴久(徳島大学大学院 先端技術科学教育部) 17:20-17:40 休憩 座長:鈴木良尚 17:40-18:20 一様外力による壁面からのブラウン粒子の結晶化 佐藤正英(金沢大学 総合メディア基盤センター) 19:00- 懇親会(低温科学研究所,研究棟2階,講義室) 1月25日(金曜日) 座長: 佐藤正英 9:00-9:40 チョコレートの結晶化におけるせん断応力および固体粒子の効果 上野 聡(広島大学大学院 理学研究科) 9:40-10:20 エピタキシャル成長におけるインクルージョンの歪み効果 勝野弘康(学習院大学 計算機センター) 10:20-11:00 第一原理計算に基づく結晶表面における不純物の解析 川野 潤(北海道大学 創成研究機構) 11:00-11:20 休憩 座長:奥津哲夫 11:20-12:00 氷結晶表面での擬似液体層の生成機構 佐﨑 元,麻川明俊,長嶋剣, 中坪俊一,古川義純 (北海道大学 低温科学研究所) 12:00-12:40 氷ベーサル面上での擬似液体層の熱力学的安定性と ステップダイナミクス 麻川明俊,佐﨑元,長嶋剣, 中坪俊一,古川義純 (北海道大学 低温科学研究所) |
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研究集会参加人数 | 15 人 |