共同研究報告書
研究区分 | 研究集会 |
研究課題 |
微生物から捉える水環境の物質循環と環境保全(3) |
新規・継続の別 | 継続(平成22年度から) |
研究代表者/所属 | 北大低温研 |
研究代表者/職名 | 教授 |
研究代表者/氏名 | 福井学 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
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所 属
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職 名
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1 |
嶋田敬三 | 首都大理工 | 特任教授 |
2 |
花田智 | 産総研特許微生物センター | 次長 |
3 |
小泉善一 | 玉川大学術研 | 特別研究員 |
4 |
但木優介 | (株)エコロジー | 研究員 |
5 |
平尾聡秀 | 東大秩父演習林 | 助教 |
6 |
藤井正典 | 東大秩父演習林 | 博士研究員 |
7 |
田渕敬一 | 大阪府庁 | 主査 |
8 |
片野俊也 | 佐賀大低平地沿岸海域研究センター | 准教授 |
9 |
鏡味麻衣子 | 東邦大生命圏環境科学科 | 講師 |
10 |
中川達巧 | 日本大学生物資源科学部生命化学科 | 専任講師 |
11 |
程木義邦 | 京都大生態学研究センター | 研究員 |
12 |
石井浩介 | 石川島播磨重工総合開発センター | 課長補佐 |
13 |
村上正志 | 千葉大学理学部 | 准教授 |
14 |
堀知行 | 産総研環境管理部門 | 研究員 |
15 |
高野淑識 | JAMSTEC | 研究員 |
16 |
東岡由里子 | 高知高専 | 助教 |
研究集会開催期間 | 平成 25 年 2 月 21 日 〜 平成 25 年 2 月 22 日 |
研究目的 | 湖沼、沿岸海洋などの水環境は人為的な汚染の影響を受けやすい。これらの環境において炭素、窒素や硫黄などの物質循環には微生物が大きく関与していることが古くから知られている。しかし、近年解析手法の進展により、未解明な素過程の存在が指摘されてきており、物質循環過程を網羅的に把握するフェーズに至っている。本研究集会では、水環境の物質循環研究において異なるアプローチをしている研究者を一堂に会し、研究発表及び議論を行うことにより、今後の物質循環研究の新基軸を提案することを目的とする。 |
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研究内容・成果 | 本研究集会では、下記のプログラムで行い、水環境保全に関する活発な研究発表及び議論が行われた。 1.春採湖におけるメタン酸化細菌の群集構造解析(小暮、小島、福井) 2.新規硫酸還元細菌の集積と単離(渡邊美、小島) 3.淡水湖沼の硫黄酸化細菌の生理生態学的研究(渡邉、小島) 4.ビニルハウス土壌における炭化水素分解微生物に関する研究(東岡) 5.海底下深部に生息する未知微生物の機能解明を目指したアプローチ(堤、根本) 6.どうすりゃいいの?ツボカビの検出と機能の定量化(鏡味) 7.アワビ陸上養殖、もうかりまっか?〜不換水陸上養殖の事業化を目指して〜(小泉、但木) 8.これまでの自分の研究を振り返る(花田) 9.FISH法の更なる迅速化(石井) 10.河床を構成する石の安定性と剥離して流下する藻類由来の有機物負荷量の関係(岡田) 11.都市域の感潮河川におけるスカムの発生について(田渕) 12.有明海の冬季珪藻赤潮の発達過程(片野) 13.総合討論(嶋田) 本研究集会を通して、今後の物質循環研究の新基軸の提案および水環境の富栄養化防止、化学物質汚染の生物学的浄化および保全に資するアイデア等の創出につながることができた。 |
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研究集会参加人数 | 20 人 |