共同研究報告書
研究区分 | 研究集会 |
研究課題 |
結晶表面・界面での成長ダイナミクス |
新規・継続の別 | 新規 |
研究代表者/所属 | 北大低温研 |
研究代表者/職名 | 准教授 |
研究代表者/氏名 | 佐崎元 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
|
所 属
|
職 名
|
|
1 |
澤田勉 | 物材研先端フォトニクス | グループリーダー |
2 |
鈴木良尚 | 徳島大院ソシオテクノ | 准教授 |
3 |
藤原貴久 | 徳島大院先端技科教育部 | 博士課程3年 |
4 |
宇治原徹 | 名古屋大院工 | 教授 |
5 |
井上仁人 | 九大院工 | 博士課程1年 |
6 |
寒川義裕 | 九大応力研 | 准教授 |
7 |
川野潤 | 北大創成 | 助教 |
8 |
西永頌 | 東大院工 | 名誉教授 |
9 |
上羽牧夫 | 名古屋大院工 | 教授 |
10 |
佐藤正英 | 金沢大情報センター | 教授 |
11 |
勝野弘康 | 学習院大計算センター | 助教 |
12 |
牲川菜月 | 京大院理 | 博士課程1年 |
13 |
長嶋剣 | 北大低温研 | 助教 |
14 |
古川義純 | 北大低温研 | 教授 |
研究集会開催期間 | 平成 24 年 2 月 20 日 〜 平成 24 年 2 月 21 日 |
研究目的 | 雪・氷結晶の成長・融解は,気象・環境をはじめとした地球上の幅広い現象を左右するため極めて重要であるが,未だ不明な点が多い.そのメカニズムを分子レベルで理解するには,根本となる結晶成長学そのものの発展と新たなアプローチの創出が不可欠であろう.そのためにはまず,結晶成長の基本的事柄に対して,実験的・理論的に今後どのようにアプローチしうるか十分に議論が尽くされねばならないが,残念ながら日本国内ではその機会が大変少ない.そこで,結晶成長の基礎的メカニズムの解明やその周辺分野に主眼をおく研究者を集め,1泊2日程度の徹底した議論を行うことを目的とした. |
|
|
研究内容・成果 | 北大低温研の講堂において,下記の13の研究発表が行われた.結晶成長の実験と理論の最新の展開について,活発な議論が行われた. 2月20日(月曜日) 座長:佐崎 元 13:00-13:40 コロイド結晶の単結晶性材料の作製とそれを用いた 波長可変レーザー発振 澤田 勉(物質・材料研究機構 先端フォトニクス材料ユニット) 13:40-14:20 新規コロイド結晶化法の開発 鈴木良尚(徳島大学大学院 ソシオテクノサイエンス研究部) 14:20-14:50 異種タンパク質存在下でのタンパク質の結晶成長 藤原貴久(徳島大学大学院 先端技術科学教育部) 14:50-15:10 休憩 座長:佐藤正英 15:10-15:50 SiC溶液成長法における欠陥変換メカニズムと多形制御 宇治原徹(名古屋大学大学院 工学研究科) 15:50-16:30 SiC熱分解によるグラフェン成長の初期過程 -C凝集過程の基板傾斜方向依存性- 井上仁人1,寒川義裕1, 2,柿本浩一1, 2 (1九州大学大学院工学府、2九州大学応用力学研究所) 16:30-16:50 休憩 16:50-17:30 炭酸カルシウム多形の形成過程に関する一考察 川野 潤(北海道大学 創成研究機構) 17:30-18:00 Elsevier Handbook of Crystal Growth, 2nd Edition (vol.1-3) の構想について 西永 頌(東京大学名誉教授) 2月21日(火曜日) 座長:寒川義裕 9:00-9:40 直線状粒子源に誘導されたステップのパターン形成 ---Ga蒸着下のSi(111)微斜面とSiC上のグラフェン--- 上羽牧夫(名古屋大学大学院 理学研究科) 9:40-10:20 流れと不純物によるステップの不安定化 佐藤正英(金沢大学総合メディア基盤センター) 10:20-11:00 不純物を含んだ臨界核のサイズ変化 勝野弘康(学習院大学計算機センター) 11:00-11:20 休憩 座長:川野 潤 11:20-11:50 雪の砲弾集合に関する理論と実験 牲川菜月(京都大学大学院 理学研究科) 11:50-12:20 液中ノンコンタクト原子間力顕微鏡による可溶性結晶の 原子・分子分解能観察 長嶋 剣(北海道大学 低温科学研究所) 12:20-12:50 高分解光学系を用いた氷結晶表面の直接観察 佐崎 元(北海道大学 低温科学研究所) |
|
|
研究集会参加人数 | 17 人 |