共同研究報告書
研究区分 | 一般研究 |
研究課題 |
大雪山における永久凍土の分布と変動に関する研究 |
新規・継続の別 | 新規 |
研究代表者/所属 | 宮城大学食産業学部 |
研究代表者/職名 | 准教授 |
研究代表者/氏名 | 原田鉱一郎 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
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所 属
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職 名
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1 |
曽根敏雄 | 北大低温研 | |
2 |
森淳子 | 北大低温研 |
研究目的 | 本研究の目的は、気候変動をはじめとする周辺環境の変化に対して、敏感に反応すると考えられる北海道大雪山の永久凍土を対象に、その分布の変動をモニタリングすることである。 |
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研究内容・成果 | 共同研究者による野外調査によって得られた大雪山の永久凍土地域における地温や地下構造を調べる電気探査データを基にし、過去のデータと比較を行った。その結果、平ヶ岳南方湿原に分布するパルサ(永久凍土丘)においては、1990年、2006年、2008年の電気探査結果と比べて地下の比抵抗の値が変化していることが明らかになり、氷の状態の変化を示す可能性があることが示唆された。 |
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成果となる論文・学会発表等 | 曽根敏雄・原田鉱一郎、北海道大雪山の永久凍土丘の最近の変化、東北地理学会2011年度秋季大会、2011年10月 |