共同研究報告書
研究区分 | 研究集会 |
研究課題 |
雪氷の生態学(5)湿地積雪下の酸化―還元状態とアカシボ現象 |
新規・継続の別 | 継続(平成18年度から) |
研究代表者/所属 | 国立環境研究所 |
研究代表者/職名 | 室長 |
研究代表者/氏名 | 野原精一 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
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所 属
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職 名
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1 |
福原晴夫 | 新潟大学 | 教授 |
2 |
落合正宏 | 徳島文理大学 | 教授 |
3 |
大高明史 | 弘前大学 | 教授 |
4 |
丸尾雅啓 | 滋賀県立大学 | 准教授 |
5 |
村瀬潤 | 名古屋大学 | 講師 |
6 |
山本鎔子 | 元明治大学 | 元教授 |
7 |
木村直哉 | 株式会社グリーンシグマ調査部 | 調査員 |
8 |
北村淳 | 株式会社グリーンシグマ調査部 | 調査員 |
9 |
森野 浩 | 茨城大学 | 教授 |
10 |
菊地義昭 | 茨城大学 | 元助教授 |
11 |
福井 学 | 北大低温研 | |
12 |
小島久弥 | 北大低温研 |
研究集会開催期間 | 平成 23 年 4 月 21 日 〜 平成 23 年 4 月 21 日 |
研究目的 | メタンの生成と動態、陸水域における鉄の循環、尾瀬地域における雪氷の色彩分析、アカシボの微生物多様性、アカシボ粒子の正体、東北のアカシボの発生状況、アカシボ現象の総括など、雪氷研究者や陸水化学者とアカシボ生物群集研究者との討論集会を行い、アカシボ発生のメカニズムと原因微生物についてさらに解明を進めるものである。 |
研究内容・成果 | 尾瀬ヶ原・尾瀬沼でも赤雪の一種であるアカシボ現象が知られ、このアカシボ雪中にはこれまで知られていない藻類Hemitomaや最近、ミミズ類、ユスリカ幼虫など多様な生物群集を含み、複雑な系をなすことが一昨年の本集会で明らかになった。特に分子生態学的手法や情報学的手法を用いた解析では、アカシボ微生物群集の主要なメンバーは氷河等の他の低温環境と共通することが以下のように示された。 北海道大学低温科学研究所 研究集会 雪氷の生態学(5) 湿地積雪下の酸化―還元状態とアカシボ現象 日時:2010年10月15日(金)10:00-17:00 場所:低温科学研究所研究棟2階会議室 ・集会にあたって 野原精一(国立環境研究所) ・結晶性酸化鉄を還元する土壌微生物―その生態学的意義- 堀 知行(産業技術総合研究所) ・湖沼と水田におけるメタンの動態と微生物 村瀬 潤(名古屋大学) ・総合討論(1) ・尾瀬沼生態系変化とアカシボ現象 野原精一 (国立環境研究所) ・アカシボ現象と微生物作用 小島久弥・福井学(北海道大学) ・アカシボの原因としての藻類とカビ 山本鎔子(元明治大学) ・尾瀬のアカシボ -化学・化学物質からのアプローチで解明できる? 落合正宏(徳島文理大学)・山本鎔子(元明治大学) ・尾瀬のアカシボ、何がわかって何が問題か?-アカシボの動物- 福原晴夫(新潟大学)・大高明史(弘前大学) ・ 総合討論(2) |
研究集会参加人数 | 11 人 |