共同研究報告書
| 研究区分 | 研究集会 |
|
研究課題 |
ヒマラヤにおける氷河湖決壊洪水に関する研究 |
| 新規・継続の別 | 新規 |
| 研究代表者／所属 | 名古屋大学大学院環境学研究科 |
| 研究代表者／職名 | 准教授 |
| 研究代表者／氏名 | 藤田耕史 |
| 研究分担者／氏名／所属／職名 | |||
|
氏 名
|
所 属
|
職 名
|
|
|
1 |
西村浩一 | 名大院環境 | 教授 |
|
2 |
小森次郎 | 名大院環境 | 特任助教 |
|
3 |
坂井亜規子 | 名大院環境 | 特任助教 |
|
4 |
縫村崇行 | 名大院環境 | D3 |
|
5 |
岩田修二 | 立教大観光学部 | 教授 |
|
6 |
知北和久 | 北大院理学 | 准教授 |
|
7 |
山口悟 | 防災研長岡雪氷研 | 研究員 |
|
8 |
澤柿教伸 | 北大院地球環境科学 | 助教 |
|
9 |
内藤望 | 広島工大環境学部 | 准教授 |
|
10 |
田殿武雄 | 宇宙航空研究開発機構 | 主任研究員 |
|
11 |
山之口勤 | リモートセンシング技術センター | 副主任研究員 |
|
12 |
浮田甚郎 | 新潟大自然科学系 | 教授 |
|
13 |
永井裕人 | 名大院環境 | M2 |
|
14 |
奈良間千之 | 総合地球環境学研究所 | 研究員 |
|
15 |
檜垣大助 | 弘前大農学生命 | 教授 |
|
16 |
梅村順 | 日大工学部 | 講師 |
|
17 |
佐藤剛 | 帝京平成大現代ライフ学部 | 助教 |
|
18 |
福井弘道 | 慶應大学総合政策学部 | 教授 |
|
19 |
杉山慎 | 北大低温研 | |
|
20 |
津滝俊 | 北大院環境 | |
| 研究集会開催期間 | 平成 21 年 12 月 7 日 〜 平成 21 年 12 月 8 日 |
| 研究目的 | ヒマラヤの国々で問題となっている氷河湖の決壊洪水(GLOF)については、衛星データや現地観測、洪水シミュレーションなどによる、多角的なアプローチの研究をおこなう必要がある。また、氷河湖形成メカニズムに関する包括的に論じた研究は未だにない．このため，近年の温暖化の影響が今後どのように現れるか，これまで氷河湖の無かった氷河に新たな氷河湖が形成される可能性の有無などについては，科学的に議論できる段階にない．そこで本研究集会では、氷河湖決壊に関連する諸課題について情報・議論を交わすことで、本か題に関する共通認識を形成するとともに、ヒマラヤにおける氷河湖研究の推進に資することを目的とする。 |
|
|
|
| 研究内容・成果 | 研究集会のプログラムは以下の通り 西村浩一＠名大 挨拶 藤田耕史＠名大 今年の活動概要 小森次郎＠名大／DGM 2009 年マンデチュー上流調査報告 竹中修平＠地球システム科学 Zaram 湖を対象としたプレ洪水解析ならびに他湖の比較 澤柿教伸＠北大 2009 年ヒンク・ホンクの調査報告(速報) 藤田耕史＠名大 氷河湖リスク再評価の現状と今後 坂井亜規子＠名大 氷河湖の形成条件 田殿武雄＠JAXA 衛星班における今年度の活動報告と来年度計画 山之口勤＠RESTEC 氷河湖インベントリ作成に関する衛星データ処理 阿部知佳＠新潟大 画像処理と氷河湖のデジタイズ 奈良間千之＠地球研 氷河湖インベントリーサンプル 福井弘道＠慶応大 GLOF 早期警戒システムの基礎設計についておよび、Sentinel Asia のGLOF-WG の活動紹介 縫村崇行＠名大 衛星画像を用いたヒマラヤの氷河表面状態の時系列変化 永井裕人＠名大 ASTER データを用いたブータン・ヒマラヤにおけるデブリ氷河の形成要因解析 岩田修二＠立教大 衛星画像による氷河湖の区分 杉山慎＠北大 スイス・ゴルナー氷河における氷河湖決壊メカニズム 津滝俊＠北大 スイス・ローヌ氷河における氷河湖成長に起因する流動変化 檜垣大助＠弘前大 GLOF 発生時の土砂移動にかかるリスク 佐藤剛＠帝京平成大 マンデチュー沿いの地すべり地形の分布 梅村順＠日大 GLOF に係るいくつかの土試料の物理的性質とLabo 整備の現状 大橋憲悟＠地球システム科学 過去の氷河湖における物理探査結果比較および実施計画 藤田耕史＠名大 本年度の予定／来年度計画 本研究集会は、名古屋大学のJST/JICA-SATREPSプロジェクトである「ブータンヒマラヤにおける氷河湖決壊洪水に関する研究」の報告会も兼ねているが、プロジェクト初年度にもかかわらず、研究の進捗が順調であることがわかった。 |
|
|
|
| 研究集会参加人数 | 29 人 |