共同研究報告書
研究区分 | 一般研究 |
研究課題 |
オホーツク海における海氷のマイクロ波放射特性 |
新規・継続の別 | 新規 |
研究代表者/所属 | 北見工業大学 |
研究代表者/職名 | 助教 |
研究代表者/氏名 | 舘山一孝 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
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所 属
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職 名
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1 |
豊田威信 | 北大低温研 | 助教 |
研究目的 | 人工衛星マイクロ波放射計を用いた海氷厚推定アルゴリズム開発のための地上検証 |
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研究内容・成果 | 小型の多周波・偏波マイクロ波放射計を用い,オホーツク海における海氷のマイクロ波特性を調査した.平成21年2月9日から12日にかけて,海上保安庁の巡視船「そうや」に本装置を設置し,電磁誘導式氷厚計(EM)による連続氷厚データとともに海氷の厚さに伴うマイクロ波輝度温度を測定した.その結果,衛星による海氷密接度は薄い氷の密接度を過小評価していること,マイクロ波放射計の低周波チャンネルが薄氷の厚さ検出に適していることがわかった.現在観測で得られたマイクロ波輝度温度データから,定量的に海氷の厚さを推定するアルゴリズムの開発に取り組んでいる.平成21年度内に研究成果をまとめ,学会発表及び論文を投稿する予定である. |
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成果となる論文・学会発表等 |