共同研究報告書
研究区分 | 一般研究 |
研究課題 |
偏光回転光学系による氷および光学的異方性体の観察 |
新規・継続の別 | 新規 |
研究代表者/所属 | 阪大蛋白研 |
研究代表者/職名 | 教授 |
研究代表者/氏名 | 松浦良樹 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
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所 属
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職 名
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1 |
古川義純 | 北大低温研 | |
2 |
片桐千仭 | 北大低温研 |
研究目的 | 氷や蛋白質の結晶成長は成長環境に応じて生成した結晶の完全性が影響を受ける。このため成長条件と完全性の相関を簡易に実験室で検証することが重要となる。このためのひとつの評価法は偏光系を用いた顕微鏡である。しかしながら従来の偏光顕微鏡では試料を回転させて見るため、注目する試料微小領域が移動してしまい、必要な検証ができにくい。そこで我々は試料を静止させた状態で、偏光系を回転させ観察する系を開発する。 |
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研究内容・成果 | 前年までの経過を発展させて、オリンパス光学と共同で自動偏光回転顕微鏡の開発をほぼ完成させた。本装置は今年度末に低温研に納入の予定である。これを用いた試料観察は氷、蛋白結晶のみならず、様々な生物組織試料への応用が考えられている。今後の研究成果が期待できる。 |
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成果となる論文・学会発表等 |
日本動物学会第77会大会(2006)、2K0915「クロコオロギの前翔で観察された偏光スポット」岩崎、真木、松浦、古川、片桐 |