共同研究報告書
研究区分 | 一般研究 |
研究課題 |
亜寒帯草本植物の遺伝的変異及びサイズ構造の多様性 |
新規・継続の別 | 継続(平成16年度から) |
研究代表者/所属 | 茨城大学 |
研究代表者/職名 | 教授 |
研究代表者/氏名 | 堀良通 |
研究分担者/氏名/所属/職名 | |||
氏 名
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所 属
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職 名
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1 |
牧雅之 | 東北大学大学院生命科学研究科 | 助教授 |
2 |
堂囿いくみ | 東北大学大学院生命科学研究 | 研究員 |
3 |
堀江佐知子 | 東北大学大学院理学研究科 | 博士課程大学院生 |
4 |
原登志彦 | 北大低温研 | |
5 |
隅田明洋 | 北大低温研 |
研究目的 | 地球温暖化など今後の環境変化に影響を受けるであろう植生の変化の研究は、重要な研究課題である。コバボウシは北海道の亜寒帯から九州の暖温帯にまで分布しているため、このような研究には良い材料である。本研究では、生態的分化に関するデータを採り,現在進めている集団遣伝学的解析と比較する。さらに、コバギボウシのサイズ構造の地理的変異と、遺伝構造の地理的変異とを数理的に解析する。また、生理生態的能力と地理的変異との関係についての解析のための予備的実験を開始する。さらに、コバギボウシの送粉者のマルハナバチ類の送粉効果を測定し,集団の遺伝的分化に送粉者がどのように関与しているかの基礎的データの収集を行う。 |
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研究内容・成果 | 研究成果報告会及び情報交換会を2月17日に実施した。研究報告の課題は以下のとおりである。 (1)河原崎里子:会津田島でのクルマバハグマ12年間の動態 (2)堂囿いくみ:セイヨウオオマルハナバチがエゾエンゴサクの種子生産に与える影響 (3)堀 良通:タカサゴユリの生態的特性 (4)堀 良通:半寄生一年生植物ママコナの生活史特性 |
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成果となる論文・学会発表等 |