共同研究報告書


研究区分 一般研究

研究課題

地震計を用いた雪崩の研究
研究代表者/所属 北海道大学理学部地球惑星科学専攻
研究代表者/職名 助教授
研究代表者/氏名 森谷武男

研究分担者/氏名/所属/職名
 
氏  名
所  属
職  名

1

岩崎貴哉 東大地震研究所 教授

2

山田知充 北大低温研 助教授

3

西村浩一 防災科学技術研究所 (転出)

研究目的 地震計を使い雪崩の震動を観測して、雪崩の発生を検知し、その震動波形、到着時間などから、地震学的な技術を使って雪崩の物理特性を推定する。
  
研究内容・成果 雪崩の観測は3月から4月の年度をまたいで行われる。問寒別の観測では平成14年3ー4月の観測は規模を縮小して行われた。しかし他の場所ニセコスキー場でも試験的に観測をおこなった。平成15年3-4月の観測は現在も継続中である。地震計は最低5箇所に設置されており、沢をはさんで反対の峰にも無線機を使った伝送システムの地震計も設置した。3月下旬には多数の雪崩が発生して震動記録が観測された。現在はまだ観測中なので解析も行われていない。6月ごろには速報的な結果を報告できるであろう。